読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1963年10月発行 読谷村だより / 1頁

赤い羽根共同募金村の目標八五〇弗

赤い羽根共同募金 村の目標八五〇弗
 今月は第十二回目の共同募金運動が展開されています。村の社会福祉協議会でも八五○弗を目標にこの運動を推進している。赤い羽根については今更述べるまでもなく、私たちの街や村を明るく豊かにし、みんなが、しあわせな生活ができるようにとのねがいをこめて、毎年行われ家庭的に恵まれない不幸な人々のために大きな役割を果しています。
 本村社協の主な事業内容を申し上げますと、先づたすけあい金庫の貸付業務について、一九五九年七月よりこの共同募金の配分金でたすけあい金庫を設置して貸付業務を開始致しました当金庫の制度は今年で五ヶ年目を迎え当時配分金四百弗の資金で始めた貸付が今年で千五百弗を既に貸付し地域住民の福祉活動に多く利用されている。銀行農協、個人等より資金の融通を受けることを困難とする生活困窮者に対し無利子で生業。医療、家屋補修その他生活資金等を貸付けその経済的自立を助成し世帯を更正せしめ防貧対策に努力しております。
 次に保健衛生の推進、環境衛生面については各関係機関の協力援助を得て、全村民の健康を伝染病から守り、明るい健康な日常生活を送るためカとハエをなくし!!健康な村!!つくりに邁進すると共に母子衛生、血圧検診、寄生虫検診、衛生教育等を強力に押し進め、保健福祉の向上に努力しております。
 以上が村事業の主なもの

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