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1963年11月発行 読谷村だより / 1頁

家畜振興事業 果樹園事業を推進

家畜振興事業 果樹園事業を推進 
生産業を振興して 村民所得の向上安定を図る
 限られた耕地の中でただ、がむしゃらに働いても農家の生活は楽ぢゃない。村の第一次振興計画の成果報告書にみられるように、第二次、第三次産業は就業者数と所得のバランスが或る程度とられているにもかかわらず、第一次産業は就業人口の五三パーセントを擁し乍ら所得は僅かに二二パーセントにすぎず、経済的な歪を呈している。従って、村でも極力第一次産業に力を入れ、農業基本施設の整備強化や新しい農業知識の普及適地適産の事業を推進して近代的な而も理想的な農業形態をつくり、農家経済を豊かにする為に村では目下果樹園事業と家畜振興事業を強力に推進している。池原村長はこの事業をすすめるに当り、次の様な抱負を語っている。

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