上げ潮にのった村体協 かずかずの名誉を獲得
自然の変化に乏しい沖縄でも、十月・十一月になるとミーニシが吹き出し、朝夕はめっきり冷え込んで秋らしくなった。そして空気も澄みきって秋晴れの空に運動会、競技会がくりひろげられる。
十七種目に新記録
村体協の第十七回陸上競技大会は雨のため、十月十一日と十七日の二日がかりで然も東京オリンピックたけなはの中に行われ、次々マークされるオリンピックの新記録におくれをとらず、村大会も十七種目に記録を更新、観衆を驚嘆させた。
中部地区大会で総合三位
ママさん選手第一号
大いに活躍
十月十五日は従来の前原地区と石川地区を抱含して精鋭十四チームが参加して、第一回中部地区陸上競技大会が普天間グラウンドで行われた。村から創勢四十四名の選手が敢斗、総合で浦添、具志川についで三位に入賞した。
尚十一月八日の全沖縄体育大会では宮城伝三郎選手が軟式庭球で優勝、松田建徳選手が相撲で勝ち越し、陸上では長距離会のベテラン池原正憲選手が一万米に三十五分四十秒六の好記録を出し、同じく円盤投の佐渡山安公選手が三十五米九十二をマーク、揃って二位入賞した。又本村初のママさん選手として注目された山内ミサエ選手は、中部地区大会で走高跳一位八十米ハードル三位とエネルギッシュな活躍をいかんなく発揮して全沖縄大会では走高跳一米三十をクリヤーして見事三位入賞、堂々満場の気を吐いた。槍投の大城千代選手も五位に入賞し、総合では中部は二位の那覇を大きくリードして優勝した。
スポーツは人間形成の糧
このように美しい秋空を背景に、はなやかに展開されたスポーツ行事、スポーツマン綱領に■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ (※原本文より切り抜きされている為、入力不可能。)
の健全育成と共に、平和を愛好する人間育成ひいては村建設に寄与しようというもので、村体協の役職員も会長を中心にその成果を上げるために微力を尽している。
優勝選手四名を表彰 村体育協会旗を樹立
特に今大会では優秀選手として四名が晴れの表彰を受け、且つまた、多年の懸案であった体協の図案が池原芳英氏の力作で完成、この図案入りの体協旗が宮城真安氏の芳志によって樹立され、今後村体協がこの体協旗の下に、ますます発展する事を期待し、両氏に対し心から感謝を捧げたい。
※写真は原本参照
村青協の女子バレー部全国青年大会へ派遣
文部省と日青協共催による第十六回全国青年大会に村青年会女子バレーチームと、陸上砲丸投に松田建徳選手が沖縄代表として、十一月十八日から東京の国立競技場を中心に展開される全国大会に出場する。バレー部は監督大湾恵一君、コーチ天久勲君、主将池畑ユキさん、選手十名で去る十日ひめゆり丸ではれの壮途についた。一行の活躍を期待し、沖縄の意気を十分に発揮し、読谷の面子にかけて綿を飾って戴くよう声援を送りたい。
優良体育団体として中央で表彰
十一月七日の全沖縄体育大会の開会式場で、本体協は一九四七年結成以来常に合理的運営をなして村内スポーツの振興につとめ、大きな成果をおさめ優良スポーツ団体とし表彰され、財団法人沖縄体育協会長当間重剛氏から表彰状と文教局長阿波根朝次氏からトローフィが野村会長に贈られた。
こうして上げ潮に乗った村体協は今年は実に数々の栄誉に輝き、これを気炎にますます村民一体となり、村体協の発展のために精進したい。
村民皆様の御指導御協力を切にお願いする。
※写真は原本参照。
写真上は優秀選手として村体協から表彰された 右から山内、知花、与久田、上地の各選手 下は全国青年大会へ派遣される村青協女子バレー部員