和衷協力でむらづくり 沖縄市町村大会で優良村として表彰さる
去る十二月十日名護町内北部会館で行なわれた第五回沖繩市町村大会において読谷村は晴れの表彰を受けた。
本村は常に!和衷協力!の精神で村民、議会、役所と一体となり豊かな村づくりへの努力が高く評価されたものである。これを機会に本村の概況を紹介したいと思います。
1.村の概況
人 口 二一五六七人
世帯数 三七四九
面 積 三一万八千アール
2.産業形態
2 財政の状況について本村は産業形態でもわかるように第一次産業と軍雇用者が主であり村民所得がさらに固定資産(土地)の低価格と国有地(読谷飛行場)約六六〇〇〇〇坪の非税等で税収は僅か十%にも満ない構成比であり又軍用地に八〇%余も接収され、特殊的財政事情を物語るものであるが、別表のような伸張度、弾力性はみられる。
保健衛生について
村の繁栄は、産業経済の振興、教育文化の向上とともに保健福祉の向上も忘れてはならない。当村は政府の負担で集団検診が始められる前の一九五八年十一月に明るい健康な村づくりを目標にして集団検診に踏み切つた。以来毎年年一回以上全村民のツ反、レントゲン検診、さらに年次計画を立てて、モデル部落を指定してフイリヤ、寄生虫の検診小児クリーニツク、成人母子衛生等の対策を立てて進めている。さらに村営火葬場は一九六二年から管理運営し、一九六五年からは環境衛生の掃除人二人(常勤)を置いて計画に基づき部落内、各家庭にダイアジノン薬剤散布、共同チリ捨場の処理、さらに村有のチリ捨場三ヶ所を設置する等環境衛生の整備はととのついている。
社会福祉については
助け合う心、奉仕精神こそ平和で豊かな社会生活の営まれる最も大切な糧であるそのような方針に基づいて防貧施策の根本である、自立意欲の高揚、経済振興施策を進めつつ、老人、児童身障、精障、母子等の福祉を進めている。又敬老年金制度は一九六一年七月一日から、たすけ合い金庫、福祉貸付資金制度は一九五九年七月一日から実施して大きな成果を上げている。
なお保育所は一九六五年七月から開園し収容人員五〇人で軌道にのつている。
産業振興について
特に砂糖の自由化、農業の他産業との所得との格差の増大、離農者の続出等に直面する地域産業(農業)については、農業振興計画を制定して、農業の独立を目標として強力に推進している。なかでも甘蔗、甘藷の主要作物の振興も図りつつ特に今後の成長作物として果樹、マツシユルーム、お茶、馬鈴薯、を奨励作物として選択し、その普及奨励を実施している。
馬 鈴 薯
基本方針
一、栽培面積八、〇〇〇アールに拡大する。
二、栽培技術の改善により反収二、七〇〇キログラム目標とする。
三、栽培面積の拡大と栽培技術の改善により二、一六〇屯の生産増大をはかる。
四、出荷体制を確立して、一、三〇〇屯を出荷する
五、種いもの時給調達を推進する。
六、甘蔗(夏植)との間作を奨励して、土地の生産性を高める。
七、読谷飛行場地帯を馬鈴薯栽培団地造成につとめる。
八、病虫害防除の強化をはかり、生産を高める。
九、購入種いもに補助策を講じて、増産をはかる。
一年次の成果
一、栽培面積三、〇〇〇ア
(四面へ続く)