謹賀新年 1967年 年頭の御挨拶 新年 特別号
読谷村長 池原 昌徳
村民の皆様明けましておめでとうございます。
初日の光、迎ぎ見るおめでたい、元日を迎えるにあたり、栄えゆく本村の将来を心から祝福申し上げます。さて「一年の計は元旦にあり」との言葉のように皆様には、今年こそ良い仕事したい、新しい事業を始めたい、結婚したい、家を建てたい、子供がほしい、車がほしいなど、それぞれに広く大きいプランがおありのことと思います。
今年は五、〇〇〇ドル農家の夢、商売繁昌の夢、スポーツ大会優勝の夢、立身出世の夢など、初夢はすばらしい夢を見て、これを実現するように努力したいものです。
躍進をつづける現代社会において、われわれの村に何か忘れられ失われつつあるが、何を回復し、改善しつくり出すべきであるかを考え、みんなの力で、美しい風習と伝統を育て、明るい社会、豊かな村民生活をうち立てるために頑張りたいものです。
私はいま村民各位の絶大な御厚情により、再び村長に就任いたしましたこと、身にしみて感謝しており、責任の重大さをひしひしと感じております。
そこでこれからの施政については先般差上げた「立候補の挨拶状」の通り、その公約を実現すべく積極的に推進し、
また、米軍基地に関する諸問題については、常に村民の不安を取除くよう不利益にならないように、心掛け、勇気と誠意をもつて村政にあたる覚悟でありますそれから過去六ヶ月間、収入役を空席にして、誠に失礼いたしましたが、議会議員と村長選挙も、とどこおりなく運びましたので、十二月の定例議会で、立派な人を選任し、皆様の信頼に応えて円滑な村行政をうち立てたい所在であります。何とぞ、村民の皆様の旧に倍する御協力をお願い申上げ、併せて皆様の御健康と御繁栄を祈念いたします。