農協長 神谷 乗敏
村民の皆様明けましてお目出度う御座います。
永却に流れる時の刻みは正確に同じ早さで進んでいますが、新しい年を迎えると自分の心の区切りを感じます!!ほかに一つの区切りをつけ新しい幸福に充ちた未来に立向う正月元旦の朝日も亦昨日の朝日も変りはないけれども、それをうけとめる私達は過去を顧りみ、未来に希望をもち自分のあり方についてしみじみ考えます、言いふるされた言葉ではありますが、一年の計り事は元旦にあると、
吾々読谷村農業協同組合も皆様の便利な組合として愛用されて参りました事を役職員一同感謝の念一杯で年を明けさせて貰いました、有難うございました。過去一年をかえりみました場合昨年の元旦に御挨拶申し上げました事項についてキビの搬出についても予定通りの三万三千トンに達しています。今年も十六号、十八号と大型台風は襲来しましたが、読谷では大した被害もなく去年と変りない出荷量を祈念しています。文化事業につきましては常に沖繩のトツプを行き六月三日に家の光文化賞を沖繩に於ける戦前戦後を通じて始めて吾々組合が受けました事は昔から読谷の先輩の皆様方の築いた基礎の賜の御陰ともかちあい読谷村農協の名誉を内外に拡げましたのは特筆すべき事柄だと喜んで居ります。
信用事業につきましては年頭の念願通り百万弗目標の貯金残高を見事に突破する事が出来ました、吾が読谷は今時大戦で他のどこよりも被害甚大でその後復興についても立遅れて焼土と化した広大な耕地も条件が悪く憂慮していましたが、総力を挙げて忍耐強く心棒して参りました各位の汗の結晶として百万台の貯蓄達成は将来にかけて大きな意義を有するものと深く感謝すると共に未来の読谷の繁栄を想う時嬉しく存ずる次第であります。
購買事業につきましても年々事業の増大と共に組合員へのサービス面に力を注ぎつつあります、尚婦人部並に青壮年部を強化し、栄養食の研究は勿論衣食住について一段の創意工夫せしめて村民の幸福に向つて努力を続けて参り度いと思つています。以上組合の概要を申し述べましたが、ふだんは歳月に押流され忙しさに過してまいりますが年の始めは、あらたまつた気持ちになつて、この一年しわあせに一歩でも前進して近づく様、新しい覚悟をちかい計画を樹て、一物懸命努力する事だと信じます。
組合と致しましては総会に於いて事業計画を設定してありますので、その目標の達成に役職員一致団結して努力致す事を年頭に当り御ちかい申し上げます。
紙面の都合で以上を持ちまして年始の御挨拶と致します、皆々様方限りない御繁栄と御多幸を御祈り致します。