読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1967年1月発行 読谷村だより / 3頁

御成人おめでとう 本村で一六九人が大人の仲入り

 読谷村の成人式は午後二時から村民会館に新しく大人の仲間入りした若者達と多数の来賓をお招きして盛大に行われた。
本村で成人式を迎えたのは男九九人、女七0人計一六九人で終戦直後(昭和二十一年一月十六日~二十二年一月十五日)の混乱期に生まれた人達である、
 新しく大人の仲間入りをした若者達は、新調の背広、晴れ着姿で式場につめかけ、祝福を浴びた。
まず全員で「若者よ」を合唱して式は始まった。ついで古堅助役(村長が八重山出張のため)から「みなさんは、きょうからいよいよ成人として、多くの新しい権利を得ましたが、その権利よりもより多くの義務と責任を同時に与えられています、大人になったことを自覚し、うぬぼれることなく、責任と自覚を持ち、地位や名誉よりも、正義と真実を貫いて、力強く踏み出して、明るく豊かな郷土社会建設のにない手になってほしい」とお祝いのことばがのべられたあと、一人一人に記念手帳が贈られた。
 続いて新垣村青協会長の激励のことばがあり、これにたいし成人者を代表して知花邦夫君(波平)から「私達のこれからの人生が、決して平坦なものでないことを覚梧しています。皆様の激励と指導を唯一の杖として人生行路を乗りこえて行きたい」との謝辞があった。その后知花村議会議長、知花立法議員から祝辞がのべられた。
 引続き郷土の大先輩屋良朝苗先生を講師にお招きして記念講演を行い、その中で「戦後二十二年になるがまだ私達は見通しのつかない将来を背負いつつ現実を生きぬかなければならない運命にあるが、そこから私達を導くのは教育であり、教育の力によって立派な人間を形成し、自主的な人間がつくられるのであると教育がいかに大切であるかを説き、又「いかなる環境にあろうと、環境に負けるな、環境はその人の意志で変えなければならない、と云うことは、精神的面やいろいろの面から強い意志を持った人間にならなければならないと云うことである」などと大変意義深いお話をなされ成人式を迎えた若者達に深い感銘をあたえた。

※写真「盛大に行われた成人式」は原本参照

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