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1967年2月発行 読谷村だより / 2頁

さとうきび増産運動 古株を更新し株出の管理をしよう

さとうきび増産運動 古株を更新し株出の管理をしよう
 政府においては、わが沖繩の基幹産業である糖業を、高度に進展せしめるために、栽培や技術面はもちろん、それにともなう経済的面を考え、改喜にのり出し、本土政府の要望にそうよう、とくに昨年来、さとうきび増産運動を総力をあげて進めています
 本村も全琉的な運動と歩調をそろえ、二月十五日に読谷村支部協議会を開催し、運動を進めています。協議会には政府からキビ作係の大城氏、普及所長の島袋氏、琉球肥料の仲里氏、農連製糖工場の花城氏が御出席なされ、各々の立場から糖業問題の話があつた。又村内からは村議会議員、農協役員、各区長、その他団体長が参加しています。
 本村の立地条件から、本運動の重点項目として、
一、古株を更新しよう。
二、適期肥培管理をしよう
  (施肥、中耕除草、根切株切、枯葉切込、培土)
三、日蔗株出との馬鈴薯、キヤベツの間作
四、病害虫の防除
  (メイ虫、メンガ虫、ガイダー、野そ)
五、大型防除機使用による防除地域の設定
六、酸性土壌橋正
 特に考えねばならないことは、本村の土壌の条件から三回株からは更新しなければならないこと、又土地の高度利用、単当り収量の増大、農産物の総生産の拡大の立場から株出との間作問題は具体的に研究し、おし進めなければならないと考えます。幸にして、今年春作として甘蔗株出と馬鈴薯間作展示圃を政府の補助をうけて、楚辺の東原に一五〇〇坪の大きい展示圃を設置してあります。機会をつくられて、ごらんになられますようお願い申し上げます。
 特に協議会で質問、要望として出されましたのが、原料価格の安いこと、スライド制の全面復活、トラツシユの問題、原料コスト、工場コスト、内部調整金、災害補償等、基幹産業である糖業が幾多の難問題をかかえていること、又特に本村の特株事情である軍用地内(黙認耕作地)の農道整備の問題が討議され、又は改善要望がなされています。この運動が良い成果を納めるためには関係団体長は勿論でありますが、農家各位の御理解と御協力又積極的な活躍が源だと考えます。本運動の成果を期待する次第であります。
経済課 

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