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1967年5月発行 読谷村だより / 2頁

より豊かに明るい家庭を 第九回読谷村普及事業実績発表会

より豊かに明るい家庭を 第九回読谷村普及事業実績発表会
“農家の生活水準を高め、自主的グループ活動を強力におし進め、生産の増強と家庭経済を守り、住み良い豊かな読谷村を築きましょう”とスローガンをかかげて一九六六年度の第九回読谷村普及事業実績発表会が去る五月一日午後二時から宇座公民館に三〇〇余の会員と多数の来賓が出席して開催された。
 去年度までは、生活改善連絡協議会の名のもとに実績発表が行われていたが、今年度から新たに農研クラブが参加して、名称も普及事業実績発表会に改め、農業改良普及、生活改善が結びついて盛大に催された。
 発表会は、読谷村農業改良の歌を全員で合唱し、日頃の研究成果が次々発表された。一、グループ活動で本土旅行
     渡慶次グループ
         山内 ヨシ子
一 濃密指導部落の活動について
    座喜味Aグループ
        松田 春子
一 酪農に結びつく生活改善
    楚辺若草グループ
        比嘉 芳子
一 酪農経営一ヶ年を反省して
    楚辺酪農組合
        照屋 勇
一 農業のむつかしさを知るまで
    座喜味農研クラブ
        島袋 ヒデ
一 家計簿による食生活の改善
    宇座Bグループ
        松田 ツル子
一 そさい主産地形成について
    楚辺農研クラブ
        比嘉 義秀
一 家計研究グループの実態について
    波平Aグループ
        知念 トキ
 以上の八項目について八名の方々からグループ内で研究した成果や日頃実践された事柄が発表された。
 特に消費物価の上昇の激しい今日、限られた収入で何とかして毎月の暮しにうるおいをもたらすために、計画性のある生活を身につけようと、家計簿ととっくみ、家計簿の集計から見たその実態を公開し、その中で占める飲食費と家族の健康との関係、交際費等の問題等、いろいろ問題が多く、グループのみで解決出来ない、村全体的に生活に対して考慮すべき問題が発表された。又、端境期栽培をして金の儲かるそさいを作ろうと、一般の人々の作れない時期に作って高い値段で売ると言う、高度の栽培技術を要する、そさい作りにいどんで失敗した体験を発表し、農業のむつかしさを知ったが、一度失敗したことによって、その栽培技術をマスターしたこと。一年余の酪農経営を省みて、今後の酪農に望みが持てること等、どの発表者も全体的によくまとめ、発表態度も立派でした。
 そのあと、池原村長、神谷農協長、農業改良課長、中部普及所長から激励の挨拶と祝辞がのべられたあと引続きリクリェーションに移り、喜名農研クラブの蔗作口説、儀間正改グループの生活改善の歌などあって生産と生活を結んだリクリェーションで賑わい午後六時過ぎ盛会裡に閉会した。

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