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1967年7月発行 読谷村だより / 3頁

土木 高志保農道改修工事竣工 高志保の排水工事も近く竣工 渡具知の側溝工事竣工 プール八月末に完成 古堅中学校

土木
高志保農道改修工事竣工
 この農道は高志保立石原にある農道で、終戦直後部落民の奉仕で新設されたが農業機械化の現在巾員も狭く、その上、でこぼこがはなはだしいため、馬車、トラックの運行ができなく農耕に大変不便をかこっておりましので、今度巾員四米、延長四一〇米に改修しました。
 総工費は二、三二〇ドルで補助八〇%と二〇%の地元負担金からなっています工事は与那覇組(代表与那覇次郎氏)が去る二月二十日に着工し、五月三〇日に俊立した。
 今度の改修により労働力の軽減、農作場の増収がきたいされます。

高志保の排水工事も近く竣工
 総工費二、七〇〇ドル(八〇%政府補助と二〇%の地元負担)で丸仲組(代表仲宗根長健氏)が工事をすすめています高志保地内排水工事が近く俊立します。
 この排水工事個所は、高志保部落中央を東西に走る延長一八七米の排水路で、自然排水路のため、汚水の淀みが多く、カや微生物のと発生源なり 又、高志保部落民が井戸による地下水を飲料水として使用しているため、汚水の淀みから井戸に浸透することも考えられ衛生上問題の多い排水でした。
 この排水の改良によって高志保部落民の環境衛生の向上はもちろん、明るい部落を建設することが出来、さらに降雨のたびに浸蝕され歩行困難な道路が保護される現在不可能な車の通行が可能となり、住民生活に大きくプラスになります。

渡具知の側溝工事竣工
 渡具知部落では、村から五〇%の補助を受けて去る五月二十九日から部落内の側溝工事を施工しました。
 工費は九四四ドルで工事は部落直営で行い六月三〇日竣工しております。

プール八月末に完成 古堅中学校
 村では八〇%の政府補助を得て、古堅中学校にプール(長さ二五メートル巾十二メートル)の建設工事をすすめております。
 去る 四月 二十五日、一一、八九六ドルの工費で与那覇組(代表与那覇次郎氏)が負い、八月末までに完成することになっています。

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