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1967年11月発行 読谷村だより / 2頁

冠婚葬祭のおみやげを全廃し 結婚式の祝儀一ドル以内に

冠婚葬祭のおみやげを全廃し 結婚式の祝儀一ドル以内に 
読谷村新生活推進協議会で決める
“日常生活から見栄やむだをはぶき、一人一人の生活を豊かにし、明るく幸わせな家庭、住み良い社会を建設しよう”と、読谷村新生活運動推進協議会が去る十一月十三日午後二時から宇座公民館で開かれた。
 この日は各字婦人会長、老人会長、生活改善グループ会長、区長、村議会議員教育委員等関係者一〇〇名余りが出席し、最近派手になってくる諸行事、特に冠婚葬祭の簡素化について協議し、村として「冠婚葬祭のおみやげ記念品は一斉に廃止し、結婚披露宴の祝儀は一ドル以内にする。結婚披露宴は出来るだけ自宅や公民館で行うように」と決め、村一円に強力な実践運動を展開する方針を決めた。
 協議会は、池原村長のあいさつのあと、古堅助役から新生活運動の趣旨説明、つづいて意見及び体験発表、各部落の改善合理化の活動状況の報告があったあと、村の重点目標の設定及び実践活動推進方法について協議した。その結果、本村の重点目標を「諸行事、特に冠婚葬祭の簡素化」に定め、そのなかで「最近とくに結婚披露宴が華美になり、親類、友人、知人だけでなく、本人を知らない人まで招待するという例も多く、また、おみやげや記念品もだんだん高価な物へ移っていく傾向にあり、そのため祝儀もしだいに多額になって来ている」との意見が多く、そのため、結婚祝の簡素化の方法について、早急に村一円に決める必要があるとする意見が強く出され、協議の結果、これからの結婚式は結婚式の意義を明解して、儀式はおごそかに、厳粛に行い、披露宴はなくするか、簡素にし、結婚後の生活設計に重点をおくような合理的な、新しい方法を考えて推し進めなければならないとし、 (1)結婚祝いのおみやげや記念品は廃止する。
(2)祝儀は一ドル以内とする。
(3)結婚披露宴は自宅か公民館で行うようにする。
という三点を満場一致で決定し、協力に推進することを決めた。
 なお、その他の行事の簡素化については、時間の都合で協議することが出来なかったので、一応各部落に持ち帰って検討してもらって、後日協議することにした。

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