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1968年3月発行 読谷村だより / 2頁

!!いもの増収はこういうふうに!!

!!いもの増収はこういうふうに!!
※品種は何が良いか
 品種は自分の畑の土の性質および環境に適する品種を選ぶことに心がけましよう。
※沖繩の奨励品種
(1)ヨギムラサキ
 早生種で飼料用よして奨励されている。つるは少ないがいもは多収で、ジャーガル、マージいづれも適しているが特にマージに適している。
(2)アキホコリ
 早生種で飼料用として奨励されている。つる、いもともに多収で特に秋植に適し、肥沃地に適している。
(3)農林一七号
 澱粉含有量が非常に高く食味も良いため、食用として奨励されている。夏植、秋植に適し、いくぶんマージ地帯に適している。
(4)五四の一六九号
 早生種で飼料用として奨励されている。夏植、秋植にも安定した収量があり、沖繩で最も多収量とされている。
※どのように栽培したら良いか
(1)整地はこのように
 植付け二週間前に線虫駆除として、ネマナツクス一〇〇坪当り一箱(五キロ入れ(を基肥と同時に施し、耕耘機ですき込み、二週間経過したら耕してガス抜きと同時に植付準備をする。
(2)推肥ときゆう肥を充分ほどこしましよう。
 本村のような保水力のとぼしい土地には是非堆肥ときゆう肥を充分に施すようにしましよう。堆きゆう肥を施すことによって、作物に対する水の供給が良く、肥料養分の流失を防ぎ、土の性質をよくし、作物の生育に大変効果がある。本村のいもの肥料は一〇アール(三〇〇坪)当り次のとおり施しましよう。推きゆう肥二、〇〇〇㎏、いも配合肥料(七、七、一四)二袋(八〇㎏)を基肥に施しましよう。
単肥配合の場合(一・二・三の割合)硫安一八㎏、過石四四㎏、塩加一八㎏をよく混合し基肥として施しましよう。
(3)植付けは充分うるおいかあって曇天の夕方に 植付けは充分うるおいがあって曇天の日が二、三日続く時が理想である。朝植より夕方植が良い、活着を早くせしめ、早く根を出させるのが大切である。親葉が二、三葉枯れたりすると、植傷みの印で減収のもとになる。いも苗植付の場合、苗自体の養分で発根するから、さした苗の葉がかれると肥吸根ばかり多くいも根に変るのが少なく減収の基となる。
(4)植付けして二十日~二十五日に中耕除草をしましよう。
 植付してから二十日~二十五日は塊根形成の時期であるので中耕除草をして、土壌中の空気の流通をよくする。空気の流通のよい所はいもの着く率が多いからである。第一回中耕除草を植付後三週間~四週間とし第二回中耕除草は、植付後六週間~七週間目は行うようにする。窒素過多はよりつるぼけの傾向がある場合加里肥料の追肥をする。
追肥は夏肥第二回中耕除草時、秋植は第一回中耕除草時に行うようにする。
(5)病害虫防除
主な病害虫は天ぐ巣病、アリモドキゾームシ、イモゾームシ等である。
天ぐ巣病防除は病株抜取り媒介昆虫(クロマダラヨコバイ)の駆除をマラソン粉剤一〇アール(三〇〇坪)当り二袋散布する。その他の害虫はヘプタ粉剤、アルドリン剤を一〇アール当り二袋を植付準備の場合散布し、地中にすき込みをして防除する。

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