！！プロパンガス需用者の皆さんへ！！
　生活の向上にともない、私達の家庭燃料も「まき」から「石油」、「石油」から「ガス」へとかわり、最近プロパンガスが非常に普及してきました。これは私達が文化生活を営む上に非常に喜ばしいことであります。しかしながらこの文明の「利器」も、一寸取り扱いを誤ると、祖先代々から長い間苦労して築き上げた家屋や財産はもとより、尊い人命も失うことがありますので、その取り扱いにはくれぐれも注意をおこたらないようにしましよう。
一、プロパンガスは空気より重いため漏れたガスは、低い所に溜る性質がありますので、ガス漏れ、臭のするときは、決して火を付けてはいけません。
二、ガス漏れに気付いた時は元弁を閉じて室内の空気の入れかえをする。
三、自動式でないものに火を付ける時は、あらかじめマッチを用意してからスイチを入れる。スイチを入れてから、マッチを探しては、その間にガスが漏れて、ヤケド、火事になるおそれがあります。
四、使用中は、出来るだけ窓を少し開けて使用する。これは空気不定による不完全燃焼を防ぐためであります。
五、ガスがなくなった時、ガス漏れを発見した時は、元弁を閉じて早速その取り扱い店へ連絡して調査を受けて下さい。
六、夜、寝る時は、必ず元弁を閉じて寝るようにしましよう。
七、万一火事が発生した時は早く元弁を閉めて安全な場所に移動するようにしましよう。安全弁が効かない時はボンベーがばくはつを起す場合があります。
　　　　　　　　　　　　　用心、用心、火の用心
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　読谷村消防隊