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1968年7月発行 読谷村だより / 4頁

年々ふえるむし歯 毎年一回定期検診を受けよう

年々ふえるむし歯 毎年一回定期検診を受けよう
 口腔衛生週間に先がけて毎年行なっている学童の歯牙検診、あるいは実際の臨床面からむし歯の状況を見てみますと、子供たちのむし歯は年々ふえる傾向にあります。
 むし歯はたいした病気ではないと思っている人も多いようですが身体にいろいろのえいきょうをおよぼします。特に成長期の子供達にはいちじるしいえいきょうを与えます。それで「むし歯について」これだけはわかってほしいといつも感じることを少々ひろいあげてみたいと思います。
 だれの口の中にも無数のバイ菌がおります。これら細菌は自分で酵素を出し歯についた食物のくず、とくに糖質でんぷんなどの含水炭素を発酵させ乳酸を造りこの酸が硬いカルシュームを溶かすので少しづつエナメルがおかされ、むし歯が始まって来るわけです。
 まず乳菌について申しますと、二~三才からむし歯が急に増え、四~五才で九〇%以上がむし歯になっています。この時期はいちばんむし歯になりやすく、いったんむし歯になると一度に全部むし歯になる傾向にあります。
では、どうしてそうなるかといいますと、まず考えられるのが間食(おやつ)です。幼児のおやつはお菓子、キャンデー、キャラメルなど甘いものを与えていますが、ほしがる時、いつでもというようにたえまなく甘い物を与えると子供の口にいつまでも残って歯をいためます。また歯の表面を被っている硬いエナメルの硬度が永久歯に比べ低いこと、厚さが1/2以下であることなどが上げられます。
-むし歯をなくし、丈夫な歯をつくるにはどうしたら良いかと申しますと、
(1) 健康な人でも是非年に一、二回は定期検診を受け歯石をとってもらいましよう。子供の場合、母親はときどき口の中をのぞいてあげましよう。
(2) 子供はおやつに甘い菓子類を好みますが、出来るだけおやつはくだものや新鮮な野菜を使ったサンドイッチなどを与え、食べたあとブクブクうがいをして口の中を洗うくせをつけましよう。
(3) 食後は必ず正しい歯をみがく習慣をつけましよう歯が一応出そろうお誕生のころからはじめて下さい。まず水だけでも良いからおかあさんがみがいてあげましよう。
(4) 偏食なく何でもよく噛んでたべましよう。
(5) むし歯が出来たら早期に悪い部分を削り取ってもらいましよう。
(6) 処置終了後もたえず注意を怠らない様にしましよう。
知花歯科医院 山内 俊子

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