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1968年7月発行 読谷村だより / 4頁

人工呼吸に強くなろう!!

人工呼吸に強くなろう!!
 暑さがきびしくなるにつれて、水による事故がふえます。この事故を未然に防止するため海岸を始め、部落内の溜池、その他、危険な場所に危険標識を立てるなど、あらゆる手段をこうじて」水難事故防止」に努めていますが、残念ながらたびたび犠牲者を出しております。この事故は五分以内に助けあげて人口呼吸をすれば、助かるといわれています。ぜひ多くの人が人工呼吸法を身につけておきたいものです。
では、「一〇〇万人の救急法」小森巣一著より「人口呼吸」紹介します。
 人工呼吸法にはいろいろありますが、もっとも効果が高いのは仮死者の鼻か口を通して息を吹き入れる「呼気蘇(そ)」生法です。それには「口から鼻へ法」と「口から口へ法」があり非常に有効な方法です。
 A 口から口へ法の場合
(1)仮死者を仰向けにねかせる。
(2)仮死者の頭部の方(まくらもと)にすわる。
(3)片手を仮死者の背骨の下に図一のようにさし入れて、背骨を上の方にすこし上げる。 (4)他の片手を頭部、またはひたいに当て、
(5)それで頭をぐうと押して
(6)あごが十分上を向くようにする。
(7)鼻の穴が天を向くようにあごを上の方に突き出させる。
(8)ひたいを押さえている手でひたいを押したまま、仮死者の鼻をつまむ。この時あごが元  に戻らないように注意すること。
(9)背中の方の手を抜いて仮死者のあごをつかんで下の方に引いて口をあける
(10)そのまま自分の口を仮死者の口に当てて息を吹き入れる。
 B 口から鼻へ法の場合
!!口から口へ法!!と同じかっこうで、仮死者の鼻から息を入れる。この時はあごをつかんでいる方の手で仮死者の口をふさぐようにする。あるいは自分の頬を仮死者の口に当ててふさぐ。
(注)この方法が前者よりやりやすいが人によっては生来鼻の通りの悪い人がいる。もし吹き入れてよくはいらない時には口から口へ法に切りかえていれること
※やり方の要領
 前記のように口からまたは鼻から自分の息を吹き込めばよいが、そのやり方の要領は次の通りである。
1 息を吹き入れると仮死者の胸がふくれる。それを確認しながら息を吹き入れる。 2 息を吹き入れると、すぐ抵抗を感じる。この抵抗を感じたら息を入れるのを止めて、口をはなすそうすれば仮死者は自然に呼気を起こす。 3 数回吹き入れると、仮死者の胃部がだんだんふくれてくるこれは仮死者の胃に息がはいるからである。ひどくふくれたら吹き入れるのを止めて仮死者の顔を横に向けて胃部を片手で押して胃に入った息を吐き出させる。そして吐き出したらまた前記の方法をくり返して行う

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