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1968年12月発行 読谷村だより / 4頁

望ましい家庭生活をするためにくらしの計画をたてましょう

望ましい家庭生活をするために くらしの計画をたてましょう
 今年もあますところわずかで、新しい一年を迎えようとしています。
 私達を取りまく生活環境は日に日にめまぐるしく変わっております。その中で生活を豊かにしていくためには、よほどの知恵と工夫がいります。
 十二月は今年一カ年間の我が家のくらしを反省し、新しい年の我が家のくらしの設計を立てる大事な月です。
※くらしの計画の立て方、
 計画には、一カ年以内の短期計画と一カ年以上の長期計画にわけられますが、そのまえに計画をたてる時の心がまえが大切となります。生活に目標を持ち、それにもとづいて計画をたてるそれを実行することですが、その「心がまえ」のいくつかを考えてみましよう
(1) 家計簿をつける人は家計の実態を十分にのみこんでおきましよう。
(2) はじめて家計簿をつける場合は大まかにつけてみましよう。
(3) 家族の希望を出し合って十分に話し合うこと。
(4) 生活の重点をどこにおくか、五年先、十年先のことも考えてみましよう。
 以上のことをまとめてきめたらもう一度家族で話し合って協力してもらうことです。
※予算を立て、家計簿をつけましよう
 家計簿を初めてつける方のほとんどが、月々の収入と支出のバランスが取れないために赤字の家計簿をかかえて気落ちしてしまい、とうとう家計簿をおっぽり出すことがありました。そこで、予算のくみ方と家計簿のつけ方について申しあげたいと思います。
(1) まず年間の収入を見積ること。
(2) 前年の経常費の費目ごとの支出実績をみること。
(3) 長期計画のうちその年の分をみること。
(4) どうしても必要な費用から予算をきめること。
(5) 自給現物のある家庭は混同せずに切り離して考えてみること。
(6) 家族全員の希望や意見を聞きよく話し合いを持つようにすること。
(7) 今までの生活にムダがなかったか、費目間にムダがなかったか、検討してみること、などが大切です。
※経常費とは
主食、副食、嗜好品、税金住居費、被服費、光熱費、保健衛生費、教育費、教養娯楽費、交際費、などがあてられます。
※長期計画のたて方
 長期計画表をつくりますと、家計の苦しい時期や余裕のある時期などが一目で分わかってきます。
入学金、結婚資金、住宅資金等は、いつごろ、いくらくらい必要か、よく話し合って決めたうえ、計画表に書き込みましよう。こうして必要な時期と金額がわかれば、今からいくら貯蓄しなければならないのか見当がつきます。そして、毎月いくらかつず貯蓄しておくのが一番堅実な方法です。なんとかなるだろうと安易に考えていたため、そのときになってあわてたり、ムリをすることのないよう、是非、長期計画表を作っておきたいものです。
長期計画は、各々目標をもった貯蓄計画とのいえましよう。
※とかく私達は人まねの表画的な生活に入り過ぎ、くらしの内容を充実させることを後まわしにするきらいがあります。家族のこと、将来のこと等よく考え、どうすることが一番大切か、もっと気を配ることに心掛けましよう。
生活に計画性を持ち毎日のくらしにあまり役立たない買物は少なくしましよう。そうなれば、生活にバランスがとれて豊かな家庭が築けるものだと信じます。

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