読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1969年1月発行 読谷村だより / 2頁

1968年をかえりみる

1968年をかえりみる

読谷村から二人目の主席誕生
 沖繩県民による初の主席選挙と第八回立法院議員選挙がさる十一月に行なわれ革新共斗会議統一候補の屋良朝苗氏が自由民主党公認候補の西銘順治氏を大差で破り、初の公選主席に選出された。又第十区立法院議員選挙でも革新共斗会議統一候補の知花英夫氏が五選された。こんどの選挙は、沖繩県民による初の主席選挙ということと、県民による復帰路線の選択を意味する重大な意義をもつということで、保守、革新とも激しい戦挙選を展開して来た
 なお、屋良主席の誕生で読谷村から初代任命主席、故比嘉秀平氏につづいて初の公選主席が誕生したことは、この上もない村民の誇りであり、村の名誉である

村道大湾~比謝線 高志保~宇座線を乳剤舗装
 村内いたるところで車が日増にふえ、交通量がはげしくなり、村内の道路の整備が急がれていますが、六八年には、村道大湾~比謝線、高志保~宇座線の側溝改修工事と乳剤舗装工事を行ない附近住民から喜ばれている。

12号線拡張工事と舗装工事を行う
 巾員が狭い上に雨が降れば泥んこ、晴天には砂ほこりと附近住民を悩ましていた政府道十二号線の拡張工事と乳剤舗装工事が去る五月から行なわれ、このほど竣工した。
 役所前から読谷中学までは巾員が狭いにもかかわらず、車の交通量がはげしく生徒の登校時の安全が阻害され、車の増加とともに通行人、運転者、附近の住民から早く拡張工事をするよう要望されていた。

養豚全琉のトップを行く
 さる十一月に中頭郡の繁殖豚審査が行なわれ、本村字瀬名波の新垣賀真さんの繁殖豚と宇座の山内慶郎さんの繁殖豚が最優良豚として大鼓判を押され、豚どころ読谷の名をたかめた。
 本村の養豚は、質、量ともに全琉のトップをいっています。さる六月現在の飼育頭数は約八千頭で、そのうち繁殖豚が千二百六〇頭もおり、年間約一万七千頭の仔豚が生産され、豚の産地として名をなしている。

成功したスイカ作り
 村では 人参、玉ねぎセットの主産地づくり、ハウスを利用してのキューリ、夏ネギ、そ菜づくり、それに甘藷の優良品種の普及や肥料適正化等に力を入れ、農家の所得の引き上げに努めて来ました。
 さる四月には、渡具知にスイカの展示圃をつくり、スイカ作りを進めたところこれが予想以上の成果をあげました。
六八年は渡具知、古堅、大木、楚辺の棚内に約五万坪のスイカ栽培を計画、又玉ねぎセット栽培も三万坪の栽培準備が進められている。

総合優勝を飾る中頭郡陸上競技大会
 中頭郡体育協会主催第五回中頭郡陸上競技大会が、さる十月二十七日浦添村仲西中学校グランドで行なわれ読谷村が四ヶ年ぶり二度目の総合優勝をかざりスポーツ村「読谷」の名をあげた。
 本村代表選手は、一般男子の比嘉秀吉選手が砲丸投と円盤投に優勝したのをはじめ、三段跳びの天久源和選手、女子四〇〇米リレー、八〇〇米リレーに優勝したほか、ほとんどの種目に上位に入賞し、男子優勝、女子優勝、総合優勝のすばらしい成績をおさめた。
 
知花英康氏 当山真志氏 勲五等瑞宝章を受章
 昭和四十四年秋の生在者叙勲の受章者が去る十一月三日文化の日に発表になり本村からも知花英康氏と当山真志の両先輩が勲五等瑞宝章を受章した。
 知花英康氏は、戦前、戦後にかけて読谷村の建てなおしに奔走し、本村の農業基本施設の確立、財政の確立、経済、文化、社会福祉の増進に終始指導的な役を果すとともに、地方自治を振興し、今日の読谷村の繁栄の基礎をきづいた。
 当山氏は、子弟の教育および沖繩社会文化の発展と幾多の優秀な人材を社会に送り出した。戦後も戦争で失われた学校施設の拡充設備、教育行政の基礎をきずくなど郷土の秩序回復、子弟教育および文化社会の発展につくした。

全村給水施設完成
 村では、村民が良い水を充分使って文化生活を営んでもらうために、一九六四年から全村給水計画を立て事業を進めて来ましたが、さる四月、高志保、宇座地域への配水管布設工事が完成したことにより、村の給水工事は一応おわりました又、本村の水不足を暖和するため赤犬子原に建設中であった二〇〇万ガロンの配水タンクも完成し、今後は不良配水施設の改修だけとなっている。

佐久川いもの故佐久川清助氏 キビ読谷山種の故比嘉牛さんを顕彰
 農林省、日本農林漁業振興会(会長西村直己)共催による第七回農業祭がさる十一月二十三日東京都で行なわれました。今年度は明治百年を迎えますので、農業祭の表彰行事に加えて、新たに明治百年記念農林漁業先覚者の顕彰を行ない、沖繩からも五名が顕彰された。そのうち、本村からも佐久川いもの育種普及をした比謝の故佐久川清助氏、さとうキビ読谷山種を選抜普及した。字楚辺の故比嘉牛さんが顕彰された。
 これは過去百年の間、農林業の発展に貢献した篤志家、先賢などの優れた先覚者を顕彰したものです。

スポーツ少年団を育成
 読谷村スポーツ少年団本部では、スポーツを通して強く正しい心とたくましい丈夫な体をつくり、きまりを守り、他人に迷惑をかけず、進んで世の中のために役立つ子供達を育てるに、スポーツ少年団の育成に力を入れて来ました今年は二〇団の結成を目標に進めて来ましたが、渡慶次、伊良皆、牧原、波平、宇座、喜名に十五団のスポーツ少年団を結成し、丈夫な体づくり強く正しい人間形成への活動を開始、父兄や区民から喜ばれている。

※各写真は原本参照
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