耕転機利用による収穫
イモ栽培に新しい試み
人力による、甘藷の栽培、収穫を耕耘機を利用して労力の節減をはかり、甘藷栽培を合理化しょうとする試みが計画されています。これは現在の手植を、畦立方式に切りかえて耕耘機を利用し、収穫――チョッパー粉砕――乾燥――袋詰――といった一貫作業を通して、家畜飼料の確保をしょうといういわば甘藷栽培の合理化として注目されています。
現在までの甘藷栽培と家畜飼料の確保は、甘藷栽培方法は平植し必要に応じて人力によってその都度収穫しチョッパーで粉砕して供給しているのげ現況です。このような栽培方法は、労力、畑の利用度、家畜飼料の確保の面から改善しなければならない問題として見られていました。
昔のように、養豚が副業的であるならばどうにかかまに合ったかも知りませんが、現在のように多頭飼育や企業化する時代の農業経営ではどうしても改善しなければなりません。とりわけ、沖繩の家畜飼料の供給源が主としてイモにおいている状況では、どうしても、甘藷栽培の方法、収穫、貯蔵をかえねばなりません。このようなことから、今村経済課では、イモの畦立栽培による耕耘機を利用しての収穫方式が計画され、現在試験的に奨励されれています。この試みが成功すると読谷村の甘藷栽培は飛躍的に発展することが予想されます。この耕耘機を利用しての甘藷栽培は、かって人力を主体としてものから、耕耘機に切りかえて、一斉に収穫することによって、収穫―チョッパー粉砕―袋詰という流れ作業をすることができ、飼料の確保、労力の節減、畑の効率的利用ができるばかりでなく、常に言われている農業経営が合理化されます。村の指導で畦立栽培した農家は、労働の節減、畑の利用度、飼料の確保といった面が合理化されてると大変よろこんでいます。しかし、現段階では、具体的な成果について結論はでていません。この畦立栽培方が成功することが現在最も重要ですが一応収穫した農家の話しを総合すると、労力の節減など合理化については成果がありますが、単収の問題、肥培管理などについてもっと深く研究することがあるといえそうです。ともあれ新しい試みとしての畦立栽培耕耘利用の成否は、養豚農家の注目すべきことでしょう。
※写真「耕耘機によるイモの収穫」は原本参照