毒ガス兵器の即時撤去に関する要請決議
昨年の化学兵器による毒ガス事故の発生は、我々沖繩県民に非常に大きい衝撃と恐怖を与えた。主席は直ちに抗議声明を発表し、立法院の撤去要請決議また県民総決起大会等が行なわれその結果米国は、毒ガスの撤去作業を行なうと約束したが、それから一年近く経過した今日、なお撤去されないことに怒りを覚えるものである。
米国防省は、オレゴン州の提起した毒ガス移送停止訴訟の解決を待って、沖繩に貯蔵する約一万三千トンの毒ガスを米国に移送する準備はととのったと発表したしかし、この計画は、まだ実施されないばかりでなく移送の時期および移送の安全対策の措置も発表されてない。
よって、読谷村議会は、米国が非人道的毒ガス兵器を沖繩から即時撤去するとともに、輸送の安全に対する完全なる保障を要請する右決議する。
一九七〇年六月二三日
読谷村議会
総理大臣 総務長官 高等弁務官 宛