新年度予算きまる
一般会計 七六万一二九八ドル
水道特別会計 一七万〇四九四ドル
※一九七一年度予算が六月定例議会できまり、七月一日から執行されています。
村の予算は、一般会計と特別会計(水道事業会計)からなっており、一般会計で、七〇年度会計より一三万四〇四一ドル、水道事業会計で一万一八八三 ドルふえており、この予算で向う一年間、豊かで明るい村づくりがなされます。
才入
※ 村 税
村民の皆さんが負担する村税は、八七、八一四ドルで前年度の七五、〇三六ドルより一二、七七八ドルの増となっています。これは前年度の実績と村民所得の伸びを計上してあります。内訳は村民税三五、〇二〇ドル、固定資産税四一、三二三ドル、事業税四、一二五ドル不動産取得税四、一一九ドルとなっています。
※市町村交付税
村の行財政を助長するため琉球政府から交付されるもので、市町村交付税法にもとづいて交付される金で、本村才入予算の五八、七%を占めています。前年度は三一〇、〇〇一ドル、今年度は、四四七、〇〇一で一三七、〇〇〇ドルの増となっており、これは市町村交付税法の単価基準が引き上げられたため多くなっています。
※公営企業及び財産収入
予算額は四六、七〇三ドル前年度の四九、二九七ドルより二、五九四ドル減となっています。これは軍用地の開放により村有地が解放されたことによります。株配当金五、九五七ドル、土地賃貸料四〇、二六五ドル預金利子四八〇ドルが今年度の予算計上額となっています。
※政府支出金
村の産業、環境整備、政府委託事務に対する政府の補助金で前年度五一、六二三ドルに対し一四、四八七ドルの増となっています。
※使用料及び手数料
予算額一三、〇六〇ドルで前年度一一、七三〇ドルに対し、一、三四〇ドルの増保育料、諸証明手数料、火葬場使用料が含まれています。
※繰越金
前年度四六、七三四ドル今年度、九、一二八ドルで三七、六〇六ドルの減となっています。※雑収入
予算額は、六八、八四二ドルで前年度八二、〇四五ドルに対し一三、二〇三ドルの減で主な項目としては、村預金利子二、八〇〇ドル果樹園及び苗圃収入二、〇〇〇ドル軍用地非細分地料六二、九四五ドルとなっています。
才出
※議会費
議会費は四一、六三九ドルで、前年度三四、三九一ドルより、七、二四八ドルの増となっています。これは議会活動に要する経費で議員の報酬、費用弁償旅費、事務局職員の給与、諸手当を計上してあります。
※役所費
役所費は、二〇、五二九ドルで前年度一六一、〇九二ドルより四四、〇二七ドルの増となっています。これは役所の必要経費と職員の給与、諸手当旅費その他事務経費が主です。
※消防費
予算額は、一八、五九八ドルで前年度一四、三九〇ドルより四、二〇八ドルの増となっています。
これは、消防職員の給与、諸手当と消防活動に要する経費などが計上してあります。
※土木費
予算額は八三、三三五ドルで、前年度九六、三七七ドルより、一三、〇四二ドルの減となっています。これは村道の維持修繕のための村道工夫の賃金四、六五八ドル、波平~都屋間の改良工事及舗装費二八、〇〇〇ドル村道潰地買上費一、二〇〇坪分、都屋~楚辺線、大木~比謝線、大木~古堅線、高志保~宇座線、大湾~古堅線、大湾~比謝線、大木線及び部落内道路改良補助金六、〇〇〇ドル等が計上されています。
※保健衛生費
環境衛生の整備をはかり、健康で住みよい村を築くため、一五、九五四ドル計上され、前年度一四、〇五八ドルより、一、八九六ドルの増となっています。健康で安心して生活できる村をつくるために、伝染病予防費として四、五三八ドル、ちり捨て場、整備費一、二一八ドル、煙霧消毒業務委託料二、七〇〇ドル、火葬場費三、二三三ドル等が計上されています。
※社会及び労働施設費
予算額は、五七、一六三ドルで前年度四四、七一三ドルより一二、四五〇ドルの増となっています。
(1)失業対策事業費として、一二、六四八ドル計上し、読谷中学校運動場周辺の排水溝工事、及びその他の工事を計画しています。
(2)村内各種団体への補助金として一三、三〇〇ドル
(3)老人福祉関係費八、八二三ドル
(4)保育所費一九、一三一ドル
その他、職業補導費、青少年育成費、災害対策費、成人式費等が計上されています。
※産業経済費
産業経済費の予算額は七七九八七ドルで、予算総額の一〇、二%にあたり、前年度より二、三三八ドル増額されております。主に次のように使われます。
△産業共進会費二、七五二ドル
前年同様、各字の共進会をより以上に盛り上げたいと考えます。農業総合展示会肥育牛展示会の開催、中部地区農畜産展示会の参加等を計上しています。
△畜産奨励費 八、二七四ドル
本村の養豚産地化は名実ともにその実績を上げています。本年も一層努力を傾注して、産地化に努めます。防疫業務、指導業務の強化種雄豚購入補助、豚価調整補助、出荷子豚事故共済金補助等を計上しています。又新しい事業として仔豚市場敷地を購入し臨時市場を開催します。七二年度で家畜市場を建設し流通機械の整備をはかります。
△主要作物振興費 九、九〇五ドル
品種の維持更新は勿論のことでありますが、今年は特にさとうきび増産に力を入れます。そのためにさとうきび単位収量引上げ奨励補助金、さとうきび新植奨励補助金を交付します。
△奨励作物振興費
人参、玉ねぎセット、スイカ、トマトの産地化を目標に進めています。特にスイカは「よみたんスイカ」として名を得ています。今年は展示会事業は勿論でありますが、本土復帰を目標に輸出作目の研究に努めます。ビニールハウスの設置補助、カンレーシャ購入補助人参、スイカの価格調査補助、特に今年は「そさい団地造成」を目標に灌漑施設補助を計画しています。
△災害対策費 一一、一六九ドル
作物を病害虫から守るために今年も共同防除費、農業購入補助を計上し、病害虫の絶滅に力を入れます。
△林業費 九九五ドル
△組合助成金二、二一〇ドル
△水産振興費一、四五二ドル
△農業改良費 一、九七八ドル
△生活改善費 三三五ドル
△商工業振興費 三、四八三ドル
昨年に比して三、〇〇〇ドルの増をしてあります。観光産業がクローズアップしてきましたので花織講習会の強化をはかります。また本土復帰対策、および地域経済開発計画のため、本土の企業調査、または専門官の拘へいを計算しています。
△農業施設費 二八、九〇〇ドル
大木地内農道工事費、農道愛護デーの農道修理石粉代を計上してあります。
△農業構造改善事業費 二、三〇八ドル
新しい事業として、農業構造改善事業の調査、計画の年度にあたります。今年は全額政府の補助を受けて、農業近代化のために具体的に取組み致します。
△負担金 二九一ドル
※「才入」「才出」は円グラフのため、原本参照。