読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1970年9月発行 読谷村だより / 3頁

また落下事故 不安いだく住民

また落下事故 不安いだく住民
去る七月二〇日午前九時三〇分頃親志部落の民家の上に落下演習中のパラシュートが落ち付近住民に大きな不安を与えました。同部落では六五年にトレラーが落下して小学生が圧死するという事件が起きているだけに、米軍の無神経な行為に怒りをたてています。落下したところは、座喜味二二一四番地久場ツルさん宅と知花養鶏場西側約一〇〇メートルの道路上の二ヶ所、特に久場さんの場合、幸いパラシュートのおもり(約十五斤の重さ)は屋根に直接当たらず地面に落ちたので人命に被害はありませんでしたが、これがまともに屋根に落ちたら大きな被害が起たであろうと予想されます。
この落下事故について、池原村長は、通報と同時にすく現場へ行き、被害状況などの調査を指示すると共に米軍当局に演習の即時中止と抗議を申し入れました。特にこの中で村長は、第三一三空軍師団司令官、アルバートP、クラノク少将が確約した八項目の完全履行を強く主張し、住民が被害を受けるような演習には反対するとの立場を明らかにいたしました。これに対して、第三一三空軍師団司令部、オーリス・B・ジョンソン司令官は七月三一日付で文書で回答し、その中で落下事故について遺感の意を表するとともに、落下演習を即時中止する。今後事故が起らないように充分な処置か講じられるまで演習を再開しない旨回答しています。

※写真「米軍に演習中止を申し入れる池原村長」「パラシュートが落下した久場さん宅」は原本参照

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