読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1971年5月発行 広報よみたん / 2頁

青少年の健全育成をするにはどうすべきか 社会教育総合研修会から

青少年の健全育成をするにはどうすべきか 社会教育総合研修会から

 次代の担い手である青少年の「健全育成」をテーマに、第一回読谷村社会教育総合研修大会が四月三日に開かれ、青少年犯罪が激増する社会風潮の中で住民運動として注目された。
以下大会討議の中から問題点をひろってみました。
 大会は
※第一分科会、地域における青少年健全育成をはかるにはどうすればよいか。
※第二分科会、公民館活動の中で青少年健全育成を推進するにはどうすればよいか。
※第三分科会 青少年健全育成の基盤である「健全な家庭づくり」をするにはどうすればよいか。※第四分科会 本村における社会教育の振興をはかるにはどうすればよいか。
の四分科会に分かれ熱心な討議がなされた。
第一分科会では、青少年健全育成についての現状報告が行われた。
 新生活住民運動推進協議会の活動では、
①家庭及び地域社会の民主化運動
②青少年健全育成運動
③健康な村づくり
などを目標に活動がなされていると報告された。
スポーツ少年団の現状について現在一七団、三二六人、九部落に組織されている。スポーツを通して、健全な身体と心を養い、りっぱな人間を目標に各部落に組織するよう指導している      村委嘱の補導員と校外指導の現状について
一九七〇年七月から発足し、各部落に一~三名を委嘱してあるが、補導員の熱意と協力があって、活動は成果をあげている。校外指導については、地域住民自からが取り組まねばならないという意識がうかがわれ、大変よい結果が見られる。
 最後に社会問題となっているシンナーあそびについての報告では、シンナーあそびは都市から、地方へと流行し、本村でも昨年十二月頃から出はじめている。このあそびは、精神障害をおこす恐ろしい遊びであるので充分注意することが大切である。本村では、シンナ類等の販売をしている業者、PTA、学校の協力態勢があって非常に効果のある対策がなされている。
との報告があった。
そして、青少年を健全に育成するには、環境の浄化と大人の自覚、家庭における人間関係が最も大切である。
※地域における各種団体の連絡、協力関係を深めなければならない。
※家庭において、日課を考え、夕食後は家族が話し合う場をつくり、親子の親頼を深めたらどうか※公民館では、遊び場をつくり、子供たちがいつまでも使用できるようにする。懇談会を開いてお互いに意見を交換する。
※学校で、クラブに入っていない生徒は何か仕事を与え皆と一緒に帰すようにする。
第二分科会では、
公民館活動の中で青少年の健全育成を推進するにはどうすればよいか
について議論された。
 まず各部落の公民館活動をとうしての健全育成について報告があり、その中で青少年育成として推進しているものとして、
①スポーツを通じて心身共に健全にする。
②図書館を通して教養の向上をはかる。
③学事奨励会を催し激励する。
④教育隣組を通し、自主的な学習態度を養う。
⑤夏休み中ラジオ体操を行い規律ある生活をさせる。
そして今後の公民館活動として。
※公民館は区民のいこいの場でなければならない。
※図書をそろえて学習の場にすることが望ましい。
※スポーツを楽しむ場所として活用すべき。
という意見があり。
 また「公民館を通して青少年自身が自主的にどう活動していくか、また活動するため父兄、公民館はどうあらねばならないか」、では、
※文化活動の中で「学習活動」を展開する。
①教育隣組をもりあげて、休み中楽しい行事をもつ
②学事奨励会は、子供本位にして参加しやすいように新しい工夫をすべきである
第三分科会の「青少年健全育成の基盤である健全な家庭づくりをするには、どうすればよいか」をテーマにとりあげ、
※のぞましい家庭とはどういうものであるか
※親の責任と態度はどうあるべきか
※家庭のしつけについて話し合われた。
※家庭は教育の場であり、子供と親が対話する最も大切な場所である
※ラジオ、テレビ等文明の利器があるため、家族が話し合う機会が少なく、愛情がうすれている。ラジオ、テレビを見ることに工夫すべきだ
※家族が信頼し合う、愛情をもつ、愛情の表われは言葉であり、態度である。親は子を思う気持、子は親をしたう心がなければならない。
※問題の家庭を調べると親の態度が子供に対し無関心で放任である。親はもっと愛情をもって子供を守るべきだ。
家庭の日はピクニックをするためものではない。夕食を共にしながら話し合うように話し合いの場をつくるようにすべきだ。
第四分科会のテーマは
本村における社会教育の振興をはかるにはどうすればよいか
を中心に話し合いつぎのような意見があった。
青年会活動の振興策について
※村に中央公民館ができたが、部落公民館を中心とした活動が伸び悩んでいる
※部落公民館活動においては、婦人会活動だけでなく特に次代を背負う青年の部活動を活発にすべきだ。
※青年会活動は、リーダーだけになって、下部にしんとうしていない。
※学校を卒業して仕事につくまではよく参加するが、仕事についたら参加しない傾向にある。
※村からの天下り式に流される体育行事中心でその時期だけの活動に終る傾向である。
 大会終了後の反省として
※討議テーマをひろげすぎた感じがした。
※大会の中で功労者の表彰等をやったらどうか
※参加者が少い団体があるので広報宣伝活動をする必

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。