伸びゆく読谷村 事業所総数619
復帰後初の事業所統計調査が去る十月九日から二四日までのあいだ県下いっせいに実施された。
この調査は、日本国中すべての事業所の状態を調査して、全国、都道府県、市区町村の事業所の数や産業別、組織別、従業者規模別などの事業所の構成を明らかにし、国や都道府県、市区町村の行政や経済施策に役立てる資料を得るために行なわれ、本村においても、村内で事業を営むすべての事業所を調査し、この程、調査の概数がまとまりました。
調査の結果村内集計は前回、昭和四五年事業所統計調査総数、四四二事業所に対し今回の調査の結果では六一九事業所と一七七事業所の増加を見せた。
前回の調査では、村南部地域と北部地域の事業所の数はやや北部地域に多いが今回の調査では、村南部地域に急激な増加が見られる。
その原因には、(一)国道五八号線にそって商店街が形成されたのと、(二)県道六号線にそって、サービス業をはじめ、飲食店、自動車修理業が急激に増加したこと(三)また、交通の便宜上、中部都市圏や那覇近効からの関連産業が多くなり、農業以外の産業に移行しているのがあげられる。
また、今回の調査で増加した産業は、主として、建設業、製造業、卸売、小売業、などがあげられる。
建設業については、近年建築ブームにのって、各地域で建築ラッシュが続いている。それに伴って、前回の十事業所から五一事業所に激増した。
製造業においては、復帰後、伝統の読谷花織の織機取得がむずかしくなり、復帰前に大量の織機取得と織子養成等で読谷花織の製造の増加が見られた。
卸売、小売業については、スーパーマーケットの進出や、国道五八号線ぞいに商店街が形成されたのがあげられる。
また、サービス業については、自動車の激増にともなって、自動車整備工場、が数多く設立されたのと、ランドリーやリース業が多くなったのが増加の原因としてあげられる。
しかし、事業の型態は小規模事業所が多く、全産業の八七%が三〇名以下の雇用事業所となっていて、三〇名以上の事業所は八事業所であり村内事業所がいかに零細な事業であるかがうかがえる。