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1973年1月発行 広報よみたん / 8頁

明るくしあわせな老後を  成人と国民年金

明るくしあわせな老後を  成人と国民年金
 一月十五日は成人の日です。この日は「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝い励ます日」として全国各地で成人式が盛大に催されます。
 二十才になると、その日から成人として多くの権利が与えられ、義務が課せられますが、国民年金に加入することもその一つです。
 国民年金制度は、政府の行なう年金制度の一つで、年をとったり、けがをしたり、一家の働き手が死亡したりしたとき、老令年金、障害年金、母子年金、などを支給して、本人やその家族の生活を保障するために、加入者全員が前もって保険料を積み立て、さらに国も保険料の半額を負担しているものです。
 わが国では、国民は必ず何かの年金制度に加入する建前になっています。ですから、厚生年金保険などの被用者年金制度の加入者で、その制度から年金を受けることができる人、これからの人の配偶者、昼間部の大学生を除いいた二〇才から六〇才までの人たちは、必らず国民年金に加入しなければなりません。
 ところで、二〇才になったばかりの若い人の中には、年金に対する意識がうすく年金といっても実際にもらえるのは遠い将来のことだからといって、真剣に年金のことを考えようとしない傾向がありますが、今は元気で働いていても、やがては年をとって働けなくなるときがやってきます。
それに生活環境が改善され、医療技術が進歩するにしたがって、国民の平均余命が驚くほど伸びているので、今から老後の生活を考え準備しておかなくてはなりません。また、将来の老齢年金のためばかりでなく最近は交通事故による障害が非常に多くなっています。
 いつ、どこで、どのような事故にあうかわかりませんし、事故が起きてからでは間にあいません。 このようなときにも、加入しておけば障害年金を受けることによって、安定した生活ができますので、必ずしも遠い将来の問題とばかりいえないものとなってきております。
 二〇才になって国民年金に加入しなければならない人でまだ加入していない人は加入することが本人自身にとって非常に利益になることですから今すぐ、村役場年金係で加入手続をしてください。
 また昼間部の大学生でも二〇才以上であれば希望して加入できますからこの機会に加入をおすすめいたします。

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