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1973年5月発行 広報よみたん / 10頁

ウリミバエ 村全域に発生

ウリミバエ 村全域に発生
 先島だけに限定されていたウリミバエの汚染地域が最近、本島はもとより、本村においても村全域に発生しているといわれ、これは村経済課の調査で明らかにされたもので一般農家は大きなショックを受けている。
 沖縄からウリ類の県外移出は二年前から認められ、その間、スイカ、メロン、インゲン、キュウリなどが県外に移出されていたが、本島でウリミバエが発見されたことにより沖縄全域がウリミバエ汚染地域に指定され、県外へのウリ類の移出が禁止されています。
 スイカ、トウガ、カボチャなどは、植物防疫官の肉眼検査で移出することができるが、メロン、キュウリ、ヘチマ、インゲン豆などは全面禁止となっている。また、トマト、パパイアについてはこれまで通り移出することができます。村経済課では、村全域に広がっているウリミバエの蔓延化に対処するため村民へ次のように防除について協力を求めています。
※ウリミバエについて
 ウリミバエは普通四月から十月頃にかけて多く発生し、ウリ類のほか、トマト、ナス、パパイア、モモ、バンジロウなどにも被害を与えています。成虫の形態は体長五~八ミリで黄かっ色または黄赤色でちょっと見た目では小さいハチに似ています。
※防除法としては
(一)、寄生植物の移動禁止。
(二)、発生地で果実に袋かけを行う(ビニールを作用し、春秋の加害防止に役立つ)
(三)、落下処理-被害果を早目に集めて、土中深く埋めるか、農薬入りの水ためを設置して、それに浸して処理する。
(四)、農場における薬済救希は、プロテイン乳剤の八〇〇
倍液に添加したものを四~七日おきに三回以上散布する。
(五)、誘殺法-クエルアとグイプロン乳剤を三・七の割合に混ぜた液を約一・五グラムの脱脂綿に約五〇〇CCずつ浸みてまぜ、それをトラップに入れ一・五メートル位の未蔭に一ヘクタール当り、一~二個ずつ設置して誘殺する。(次ページにつづく)

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