明日への社会教育について 活発な討論会 =第3回社会教育大会=
第三回読谷村社会教育研究大会(村教育委主催)が去る三月二十五日中央公民館で行なわれました。
これは急激に変って行く社会構造の中で、社会教育に対する重要性が説かれ本村における社会教育はどうあるべきか、また本村における社会教育上の問題を話し合って、望しい方向を見出、これからの社会教育の振興と連帯の意識を深めて行くことをねらいとして行なわれました。
当日は、村内各公民館職員、村婦人会。青年会、学校関係者、PTA役員など一六〇〇名の方が参加し活発な討議が行なわれた。
今年の討議方法は、バズセッションという、六、六式討議で行われた。このバズセッションとは、大勢の参加者を六人~十人の小さなグループに分け、六分から十分の限られた時間で与えられた論議を話し合う方法です。またその小さなグループ毎に問題を話し合っておき、後の全体討議に提出する議題をつくりだすことにも使われていることになるので予防討議法ともいいます。
その特徴として(一)、短時間に多くの人が発言することができ、(二)、参加者全員の意見が反映され、(三)、六、六、といっても、必らずしも六人で六分とは限らず、七~十人位で十分間位でも一向にかまわないもので、現在各方面でバズセッション方式が取り入れられている。
当日のバズセッションテーマは、
(一)、各種会合の時間励行について。
(二)、父親の諸集会参加について。
(三)、公徳心の涵養について。
(四)、教育隣組の組織及び活動について。
(五)、家族の対話について。
の五つのテーマについて分かれ、広い公民館ホールで、でいご、たんぽぽ、バラなどの名前をつけて十のグループに編成し、活発な討議が行なわれた。そのあと、全体討議の中で各グループから問題点を整理して、パネル討議にうつされ、活発な討論会に発展した。
まず各バスセッションテーマの中で、
(一)、各種会合の時間励行について。
その解決策としては、
一、決められた時間内にきちんと始める。
二、集合の内容を前もって会員に知らせる。
三、役員は、会員より以前に出席する。
(二)父親の諸集会参加について。
一、現状としては、あらゆる集合場での父親の参加が少ない、との原因として
※PTAなどの集会は母親の役目となっている。
※父親の権威意識が低い。
※父親へのよびかけが少ない。
※関心がうすい、仕事の都合上困難である、などがあげられ、その解決策として
※PTAの集会は、休日に行ない、父親への参加をよびかける。
※父親学級、研修会を数多く開く。
※父親会の組織化を急ぎ村内でのリュクリェーションを始め実践して行く。
(三)、公徳心の涵養について
その現状として、
※戦後民主教育による自由のはき違い。
※父母のしつけが少ない。などがあげられる。その解決策として、
※まず大人が模範を示す。
※地域住民一緒に実践して行く。
※お互に注意し合い放任主義をなくする。
※家庭内におけるしつけを徹底してゆく。
(四)、教育隣組の組織及び活動について。
※リーダーを養成する。
※大人は進んでリーダーとなり援助してゆく。
※組織の位置づけをする。
※両親が一緒になって参加するようにする。
※発表会を村でも実践活動の発表会をもってほしいなどの活発な意見が出された。明日への望しき社会教育の姿を見出していった。
※写真「社会教育について活発に討論する」は原本参照