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1973年10月発行 広報よみたん / 6頁

蚊の駆除にも一役 「タギテイス」を導入

蚊の駆除にも一役 「タギテイス」を導入
 土壌線虫駆除の目的で取り寄せたはずのタギテイスが、蚊の防除にも役立つという一石二鳥の効果を示し話題になっている。
 このタギテイスは村経済課が岐阜県の自然農業を営む一農家から種子を取り寄せて、渡慶次出身の安田慶善氏に試験栽培を依頼していたもので安田氏の庭先でスクスクと育っている。
 ところが生長するにしたがってこれまでヤブ蚊がワンサと発生していた屋敷内周辺は今では蚊一匹すら見られなくなったという。
 経済課ではさっそく第二の試験地を村消防宿泊室においてテストした結果そこでも同じような結果がでてる。
 この植物は普通どこにでもあるような草花に似ていて、一見マリボールドーを思わせる。草丈は二メートル以上にも達し黄緑色の小さい花が咲き、その花からは甘ずっぱい異様な臭を発散させていてその異臭そのものが蚊を退散させている原因にもなっているのではないかと係では話していた。
 また草汁は害虫の駆除にも用いられ特に土壌線虫には適面だという。
 人口農薬の氾濫している現在このダキテイスが実用化できれば天然の農薬として重宝がられるものだと関係者から注目されている。

※写真「テスト中のタギテイス」は原本参照

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