ヒアッ大惨事
戦後三〇年近く経過した今日でもまだ、いたるところに戦争のつめ跡が残っている。
去る九月六日午前九時頃読谷高校体育館工事現場において原因不明の自然発火があり工事関係者をあわてさせた。同工事は旧グラウンド西寄りにおいて進められているが、この日基礎工事の最中地下一メートルの地点から自然発火があり白い煙をもうもうと吹き上げ一面煙の海と化していた。生徒達の授業中のできごとで、同校においては去る毒ガスもれ事件でも多数の被害者を出しており、この日も「スワッ毒ガスだ」とさけぶ生徒も見られ一時騒然となった。原因不明の発火とあって除去作業もはかどらず一時間近くもくすぶりつづけたが化学主任から黄リンもしくは赤リンの戦闘用のしろものだといわれ関係者を手こずらせた。一時間後には無事村役場職員によって除去された。
尚、小さな不発弾でも発見したらすぐ警察か、村役場に連絡してもらうよう関係者ではよびかけています。
※写真「白煙をもうもうと吹き上げる事故現場」は原本参照