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1974年3月発行 広報よみたん / 4頁

鉤虫病は恐ろしい病気です

鉤虫病は恐ろしい病気です
 村保健衛生課では先に県庁、県予防医学協会の協力のもとに実施した鉤虫病予防検便の結果がこのほどまとまりました。
 これによると、検便者二七四〇人に対して、鉤虫保有者が一九七人、ふん線虫保有者が五三人いることがわかりました。鉤虫は他県に比べて沖縄県は多いとされていますが、本村において検便者の二〇パーセント近くが鉤虫、ふん線虫の保有者とあって関係者ではびっくりしています。
 今回の検便は村民十五才以上を対象(一四、〇〇〇人)に実施されたが回収は以外に悪かった。これは村民が鉤虫病に対する認識の低さが主な原因となっているが、鉤虫は、人間の血を吸い毒素を出すいやな寄生虫で、この虫に犯されると貧血や発育障害をおこします。四〇ぴきでも保有すると一晩にさかずきの一杯分の血を吸い、息ぎれ、どうき、むくみ等が起き、仕事をするとき、体がだるくなり、働くのがいやになります。特にふん線虫については、鉤虫よりもいやな虫で、生命とりになるようなこともあります。
 これらの虫は人から人へと伝染しますので家族に一人でも保有者がいますとたちまち家族全員が保有者となるいやな虫です。
 保健衛生課では鉤虫病早期発見のために早やめに保健所、沖縄県予防医学協会で検便を受けるよう、呼びかけています。

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