晴れて大人の仲間入り 五四三人成人を祝う
一月十五日は成人の日。ことし成人を迎えたのは県下で一万六四五八人。その内村内には五四三人が、その日晴れて成人の日を迎えた。村では若人の将来を祝福し激励するため、昭和四九年度の成人式を、村中央公民館で開催しました。
式には、村当局をはじめ屋良県知事などたくさんの来賓が参加し、成人者を激励しました。
式は、参加者全員による「はたち」の斉唱のあと、古堅村長が「本日めでたく成人の日を迎えられる諸君は、自らの努力もさることながら御両親の育くみをはじめ、周囲の温かい慈しみや励ましを受けて、栄えある成人の日を迎えることができたことを、先ず感謝する気持ちが大事なことであることを語り、また、本村においては、嘉手納村との合併、行政区改善、広大な軍用地跡地の転用計画等、重要課題が山積している時に諸君の参画を得て推進することができることを心から歓迎します。」と成人者の村政参画よびかけの式辞をのべられた。
また、屋良県知事は、成人を迎える若人に対して、知事の少年時代から今日までのおいたちを語り、いつの時代でも、青年たるものは、社会の中心となる主人公でなければならないと、これまでの事例を取り上げながら講演し、成人者一同感動しきっていた。
また、成人者を代表して比嘉隆雄君(村役場勤務)は、「一人前の社会人として認められたよろこびをまず語り今後成人者自身の行動に対して、義務と責任を負わなければならない」という複雑な心境であると語っていた。
しかし、これからの社会をになう成人として社会は私達に対する期待は大きいものであることを自覚すると共にこれからの諸問題に対しても数多くの先輩の指導をあおぎつつ社会の見聞を広めていきたい」と成人者の決意を語っていた。
このあと、青年会、青年学級による与興のあと、参加者全員によるダンスパーティーなども開かれ成人者同志の親睦を深めていた。
なお、この日の午前中は、成人者による記念植樹も行なわれた。今回は、各字単位で植樹を行ない配布されたさくらの苗をていねいに植付け、成人を記念しすくすく育ってほしいと願いを込めて植樹を行なっていた。
※写真「大人の仲間入りを祝う村成人式」は原本参照