青年会活動一年の成果を発表 -第十四回村青年祭-
青年団の一年間の活動成果の発表の場である第十四回読青協青年祭が去る二月三日午前十一時より村中央公民館で開かれました。
青年祭は一年間の青年会活動の総合発表の場と知られ相互の親睦を図り、組織の強化をはかろうとするもので毎年盛大に開催されている。第十四回青年祭は村青協加盟十二の単位団から六〇〇名余の会員が参加して延々十時間にわたって日頃の成果を発表した。
青年祭は作品展示と総合発表の部に分かれて開かれ、作品展示会は講座室で開かれた。編物、洋裁、和裁、生花、農産物展示等、約七〇点がところせましに展示されにぎわった。
総合発表展示会場のホールでは、午前十一時より開会され村青年会歌斉唱のあと前年度会長山内長春君へ感謝状を送りこれまでの労をねぎらった。発表の部は、弁論、体験発表、民謡、日舞、琉舞、コーラス、演劇と九部門四七のプログラムが組まれ、特別参加に高志保区の伝統芸能で無形文化財に指定されている勇壮活発な「馬舞い」も披露された。
発表の先陣を切って、渡慶次青年会の新垣喜光君は「公害について」と弁論し、現代社会の公害の氾濫する状態を青年の鋭い感覚でとらえ、公害の恐ろしさを切実に訴えていた。コーラスの部においては楚辺青年会の比嘉松市君外四〇名の会員で「仲間たち」を合唱し会場いっぱいにこだまする美しいハーモニーで会場の仲間たちを魅了させていた。
演劇の部では、宇座青年会の発表した現代創作劇「沖縄の海」は、県内北部の漁村をテーマに復帰後、沖縄開発という美名のもとに本土大企業による土地の買いしめ、乱開発によって美しい自然が破壊され、生活の場であった海が死の海に瀕し漁村の生活が無残に破壊されて行く状態をとらえ、美しい島の乱開発がいかに恐ろしい公害の元兇であるかをとらえ訴えていた。
また、楚辺青年会の創作劇「青年の目」は、県内に強制移駐した自衛隊はあのてこの手の浸透作戦を展開し宣ぶ工作をくり返しているが、反自衛隊感情の燃えさかる県内で次第に浸透作戦を展開しつつある。その中で、青年として平和な島を二度とあやまちをくり返してはいけないと、青年の意志の確認を得る中でより強く反自衛隊闘争を盛り上げて行こうとするもので、青年の反戦平和を強力に訴え会場を感動させていた。最後の審査講評では入賞を決めるのに苦労したらしく、どの部門でも伯仲し、審査員を手こずらせたと語り、今日の発表会のように青年の団結を今後の社会活動に目を向け住み良い社会づくりに団結してほしいと、夜十時すぎまで青年祭はにぎわった。
尚、各部門別の最優秀賞と年間優秀青年会を次の通り表彰した。
※年間優良団体 楚辺青年会
※奨励賞 座喜味青年会 宇座青年会
※女子活動優秀賞 長浜青年会
※弁論の部 新垣喜光(渡慶次青年会)
※体験発表の部 比嘉松市(楚辺青年会)
※楽器演奏の部 山内浩(楚辺青年会)
※コーラスの部 仲間たち(楚辺青年会)
※民謡の部 砂辺の浜(波平青年会)
※日舞の部 さくらさくら(高志保青年会)
※琉舞 村遊び(楚辺青年会)
※洋裁 踊る仲間達(波平青年会)
※演劇の部 沖縄の海(宇座青年会)