読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1974年10月発行 広報よみたん / 8頁

所信表明 読谷村長 山内徳信

〔写真〕原本参照

 ここに第十八回議会定例会を招集するに当り、所信の表明と御揆拶を申し上げます。
 私は、読谷村の村政を担当するようになって以来、二ヶ月有余になりました。私が村政にたずさわる事が出来ましたのも皆様方議員各位、村民多数の深い御理解と御支持、御協力の賜であり、心から感謝し厚くお礼申し上げます。
 議員各位に於かれましては、去る九月の村議会議員選挙を見事克ち抜かれ御当選の栄を獲得なされたのであります。
 これから向う四ケ年間、村民の信託を受けられました議会議員として、本村発展の為に御活下さいますよう心からご期待申し上げる次第でこざいます。
 執行機関と議決機関が共に、これから四ケ年間協力し合い建没的な方向を目指し、村政発展の為に努力して行きたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
 さて、第十八回議会定例会、いわゆる「祈議会」に当り所信の一端を申し上げたいと思います。
村政をすすめる基本姿勢
1.平和・民主主荏・人間尊重の村政を実現するために
 憲法をくらしの中にいかし、基本的人権を尊重し、一切の戦争政策に反対し、反戦平和を目指し、平和、民主主義を守り発展させ、文化的で豊かな生活を保障する付政の実現に努力し更に付民との対活を重視し、明るい村政をめざして努力していきたいと思います。
2.経済生活の向上安定を図るために。
 農振地域の指定を受け、第一次産業の生産基盤の整備を推進し、伝統的な地場産業並に中小零細企菜の保護育成に努力し、企業の立地に当っては、住民意思を尊重し、公害のない生産企業の誘致育成をはかりたいと思います。
3.住みよい明るい村づくりの実現のために。
 読谷村基本構想を策定しその中に厚生文化部市計画を位置づけ、行政区の改善等、生活環境並にその施設を整備し、諸福祉施設教育文化施設の整備を図り海岸線の緑化を奨励し健康村の建設を村民一体となってすすめていきたいと思います。
4.民主教育の充実と文化の発展のために。
 民主教育の発展と人材育成を図ると共に、子供らの学習権を保障するため、学校教育の諸条件と学習間j協の整備に努め併せて郷土文化の保護育成、体育運動並びに社会教育の充実発展をはかっていきたいと思います。
 郷土の伝統的文化の保護育成、活用のため「歴史民俗資料館」を充実強化し、文化運動を促進すると共に、郷土の民俗芸能をほり起し発展させる為「民俗芸祭」を計画していきたいと思います。5.地方自治 確率 ために。
 政治の中央集権化に反対し、住民参加の村政を築き付民の生活と権利を守り、村民の立場に立って自治権を守るようつとめてまいります。
6.軍用地問題について。
 読谷村に於ける返還軍用地の問題は戦後二十九年間の中で、戦後処理の一番大きく、また難しい問題であり、付民各位の協力を得てその解決に努力していきたいと思います。
 返還軍用地問題の重要性を認識し、その解決の為、職員の体制を強化し、役場内にも返還軍用地対策委員会を設置してあります。
 さらに、村内各地域の関係地主と村が一体となって、問題解決に当る為に返還軍用地問題対策協議会(仮祢)を早急に設置すべく準備を進めております。それと並行して、返還軍用地の跡地利用の具体的な計画を地主会とともに画て、実施可能な方向に持ってゆくための跡地利用対策委員会(仮称)を早急に設置し、対策を講じていく考えであります。ところが戦後処理の問題で、これ程大きく複雑で又難しい問題はありません。議員はじめ村民の総力を結集し解決の方策を見つけ出したいと思います。
7.合併問題について。
 嘉手納、読谷の合併問題については前村長が合併協議会の会長となり、事務局を設置し、仕事を進めてきましたが、村長辞任以後その機能は中止の状態にあります。
 合併問題については充分時間をかけ、各方面にわたって、慎重に調査研究し、村民と共に検討し、村民意思を尊重して結論を出していきたいと思います。
8. 職員体制の強化について。
 今回、特に次の点につい
〔写真〕原本参照 所信表明を発表する山内村長

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