村農協 農産物集配センターを建設 -昭和50年通常総会-
村農業協同組合(組合員三、五九五名)は去る六月二十八日午後一時三〇分より、読谷小学校体育館において昭和五〇年度通常総会を開き昭和四九年度事業報告書、財産目録、賃借対照表、損益計算書及び剰余金処分案の承認議案、昭和五〇年度事業計画の策定議案など九項目にわたる議案を審議し、その結果全会一致で原案を承認しました。
この日の通常総会はこれまでにない活発な意見等が出され、中には議事外の緊急質問も出るなど組合員の農協運営に対する意識の高いところを見せていた。
村農協の昭和五〇年度の主なる事業計画は、
(一)、農産物生産農家の多年の念願である「農産物集配センターが国庫補助、村補助を受けて着工される運びとなった。
本村は第一次産業の振興をはかるため昭和四九年度に国より農業振興地域の指定を受け、農業の構造改善を四年次計画で行なわうとするが、同集配センターはその構造改善事業の一環として進められるもので第一年次分である。
同集配センターは、床面積三三〇平方メートルの鉄筋コンクリート造りで総工費二、五七〇万円、(その内国庫補助一、七一三万円、村補助二五七万円、農協負担金六〇〇万円)をかけ農機具サービスセンター近くに近々着工されます。近年村内においては施設園芸による農業の近代化が進み、これらの施設から生産される農産物「ピーマン、キュウリ、スイカ」は読谷名産の銘柄で出荷され消費市場から高く評価されている。
現在、生産農家では施設拡充による量産体制に入り高能率生産をめざしている中で、同集配センターの建設計画は生産農家からよろこばれている。
(二)、信用事業においては、前年度の貯蓄目標額を大幅に達成(目標額五二億円対し五五億一千三百万の実績)したのにふまえ昭和五〇年度の貯蓄目標額を六二億円に設定し役職員一丸となってその目標達成に努力する。
貸付は、自己資金の余裕金と信連、金融公庫等のつなぎ資金を考慮し、住宅建築、宅地購入、その他組合員の要望とする資金の貸付また、農業生産と直接結ぶ農業近代化資金、施設園芸資金等の貸付を行ない、その目標額を四六億五千円を設定する。
(三)、共済事業は組合員および地域住民が農協共済による生活設計によって豊かな不安のない暮らしができるよう推進し、昭和五〇年度新規契約目標長期共済、満期金額を六億円に設定し、共済事業を組合の基幹事業として位置づける。
(四)、農機具センターは、整備工場と一括事業所として実施し、組合員の必要とする農機具類、その他農業用自動車の修理販売、さらに農業用施設の加工等に力を入れる。
(五)、購買事業においては、各組合員が今日の経済情勢を理解していただき、要望に応じて供給できる体制をととのえて行く。