郷土の民具 ミーハージャー
主として野菜洗いとして用いられている。名称は一般的に「ミーハージャー」と呼んでいるが、別名「ウジュルハージャー」ともいう。
「ウズル」とは葉野菜の古諸で、野菜カゴの意味になります。
利用法は、ミーハージャーの口の部分にマルチヤ(俎板)を片足だけのせ野菜を切りきざみ、どんどんおとし入れる。そして一杯になった野菜をこの中で洗う。
また、単にハージャーというものもある。これは大根干しや、ンムカシ(いもからデンプンを取ったあとのしぼりくず)豆等を干すものでムシロの大きさもある。
ミーハジヤーの語案は、おそらく箕とハージヤ(ハジヤは編み物の意味か?)の複合したものであろう。
箕は殻物をあおいふるってくずや殻を分ける農具であるが、ミーハージヤーもそういうものに利用されていたかも知れない。
本村では、ソーキやミーバラ(ミージョーキー)がミーハジャーと近い兄弟分に当る。
ミーハジャーは現在、村資料館には三点が収蔵されている。写真のものは、幅六センチ、長さ四二センチ、周囲は竹か木で縁をとっている。