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1975年9月発行 広報よみたん / 5頁

農薬は正しい使い方をしましょう

農薬は正しい使い方をしましょう
 夏本番の猛暑のさ中、暦の上では八月八日から立秋に入っています。この時期を界にしてやさい作り農家では、キャベツ、ピイマン、トマト・キューリ等の秋やさいの種まき、植付け、で一年中で一番多忙な季節です。その中にあって、病害虫駆除のため農薬使用料の最も多い時期でもあります。
 農薬は使用法を一歩あやまれば人体に危険をともなう劇薬です。使用法には最も注意をはらわなければなりません。
 そこで次の事項についてよく注意をし、わたしたちの村から農薬による危害を防ぎましょう。

農薬取扱上の注意
指定された農薬は、適用病害虫名、適用作物、散布方法など細詳な基準が定められており、これに違反して使用してはなりません。従って、指定された農薬を使用するときは村役場経済課係員、農協営農指導員、農業改良普及員に相談してから使用するようにして下さい。

販売
 知事の登録をうけた毒物劇物販売業者以外の者が、販売やあっ施をすることは固く禁止されております。

購入
 販売業者が備えている譲受書に品名、数量・譲受年月日・氏名・住所および職業を記入し押印しないと買うことはできません。また十八歳未満の者も買うことはできません。

保管
 使用前のものや使用残りのものは専用の農薬保管箱に入れ、必ず「カギ」をかけ「医薬用外毒物劇物」と書いておくこと。物置き・下駄箱・縁の下などには絶対に置かないようにしましょう。

容器
 飲食物の容器、たとえばサイダービン、牛乳ビン、あきかん、メリケン粉の袋などは絶対に使用しないようにしましょう。

服装
 長そで上衣・長ズボン・ぼうし・長ぐつ・手袋・マスクなどを使用し、皮膚の出ている部分を少なくし、作業後石ケンでよく洗うようにしましょう。

散布
 朝夕の涼しいときに散布し、風向きを考えて常に身体を風上におくよう作業し、ホースの筒先などを持っている人は、絶えず交替して薬剤を浴びないようにしましょう。
 乳幼児、家畜は遠ざけ、通行人や付近の住家、その他に注意するようにしましょう。からだのぐあいの悪い人、外傷のある人、生理日の婦人、アレルギー体質者年少者、老人などは作業に従事しないようにしましょう、また作業中のたばこはさけ、休けいのときに口をゆすぎ、顔、手足などを石けんでよく洗ってからたばこや食事をし、作業後も同様にして、その日の飲酒などはつつしみましょう。

規制農薬の処理
 使用禁止になったものや使用制限のため、実際使用が困難不要になった農薬の処理については、村役場経済課、コザ保健所、改良普及所、販売所などと十分連絡をとって規制農薬の返品、廃棄などにつとめてください。

《応急処置》
●皮膚についたときは・・・
ただちに石けん水でよく洗い、オリーブ油や抗ヒスタミン軟こうを塗る。
●目に入ったときは・・・
ただちに流水で五分以上洗うか、あるいは一パーセントの食塩水で五分間以上洗顔する。眼
●飲んだときは・・・
水または食塩水を飲ませ、指を突込み吐いた水がきれいになるまで吐き出させる(ただし、意識不明の患者には無理して飲ませないこと。)
 その他農薬の危害についてくわしいことは、村役場又は農協までお電話下さい。

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