読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1976年4月発行 広報よみたん / 10頁

郷土の民具 フタデイール

郷土の民具 フタデイール
 主として煮芋やごちそうなどの食料保存用具である。
 蓋つきのテイールで細長の形が多く、蓋が三五センチ×三一センチ、高さ十三センチ、身は三〇センチ×二五センチである。蓋をかぶせた際の高さが二五センチである。材料はシマダキ(若竹)でバーキ(笊)と同様底を四角に編み、それから四隅を折って巻きあげたものである。身には四つの耳があり、それにひもを通して結んで吊るす。
 本村では、現在でもほとんどの農家に保管されていて、まだ使用している家庭も少なくない。新しいものは少なく、そのほとんどが二〇年以上経過したものである。それは、二〇年前までは芋作中心で、芋を主食としていて用いていたからである。
 朝早く煮た芋を風通しのよい所に吊るしておき腐敗しないように保存したものである。 

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