読谷山花織・ミンサー 国の伝統工芸産品に
本村の伝統工芸品読谷山花織およびミンサーが去る四月二十六日、国の伝統工芸産業品として指定を受けました。
これは、通産省・伝統的工芸品産業審議会の下部機関である指定部会で決定されたもので、今回指定された伝統工芸は十七品目。その内、沖縄関係では本村の二品目のほか那覇市を中心にして焼かれている壺屋焼等が指定されている。
伝統工芸品としての指定条件は①主として日常生活に使用されていること、②製造工程の主要部分が手工業であること、③伝統的な技術又は技法により製造されるものであること、④伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ製造されるものであること、⑤事業に関連する組合が結成されていること等が指定の主な条件となっている。これらの指定条件に読谷山花織はすべて合致し今回の指定の対象となった。
国の伝統的工芸品に指定されると技術研修や後継者育成に国から補助金が交付されるほか、優秀な技術保持者は伝統工芸士として認定表彰されます。また、生産品には「伝統工芸品」のマークを付けることができます。そのほか村が振興計画に沿って研修センターを設置する際に三分の一の国庫補助が交付されるなどのメリットがあります。
現在、読谷山花織事業協同組合には七〇名の組合員がいて村内五ヶ所の工房および自宅において読谷山花織の生産に取り組んでいる。昭和五一年度の生産計画によると反物六五〇反、テイサージ二四〇〇本、ミンサー二四〇〇本、おび一八〇本、その他小間物など購買高四〇〇〇万円を目標に花織の地場産業化へとめざす。
また、同事業協同組合では読谷山花織の良さ、伝統工芸の良さを広く村民に知らしめるため花織工房の見学をよびかけています。見学希望者は次の工房へどうぞおこし下さい。
※与那嶺貞方(高志保) ※島袋ヒデ方(座喜味) ※比嘉キヨ方(波平) ※池原ケイ子方(楚辺)※比嘉文江方(楚辺)