読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1976年8月発行 広報よみたん / 7頁

守り育てよう郷土の織物 人気高まる読谷山花織

守り育てよう郷土の織物 人気高まる読谷山花織
 読谷山花織事業協同組合(松田ツル子理事長)では去る七月二十四日~二十五日の両日、村中央公民館ホールにおいて「読谷山花織展示即売会」を催した。
 これは、読谷山花織のよさを内外に広く知らしめるために催されたものです。
 会場には、組合員が丹精をこめて織りあげた反物、ミンサー帯、ティサージ、他小間物類三〇〇点が展示されていた。また、花織実演コーナーも設置され参観者の注目をあつめていた。
 読谷山花織は昭和五〇年三月二七日に県から無形文化財に指定され、また昭和五一年四月二六日には国の伝統芸能産業品としての指定を受けています。
 読谷山花織、その直線、曲線を巧妙に組合せた美しい幾何学文様の配列でその文様、織方は沖縄で生れた織物の中でも異色の織物といわれ、県内外の織物愛好家の注目の的となっています。
 伝統が生んだ読谷山花織は、十五世紀初め頃、南方貿易の根拠地として栄えた本村、長浜部落にビルマ、インド方面からヘーヌシマ踊りとともに伝来し、明治三〇年代まで村内各地で「はた織」されていましたが一時衰頽し絶滅寸前までおよんでいたのを昭和三九年、村当局をはじめ、与那嶺貞さん等、関係者によって復元されています。同時に村当局の織子養成事業により七〇名余の織子が養成され地場産業化へとめざしています。
 読谷山花織事業協同組合の昭和五一年度生産計画によりますと反物六五〇反、ティサージ二四〇〇本、ミンサー二四〇〇本、おび一八〇本、その他小間物など購売高四〇〇〇万円を目標に地場産業化へとめざしています。また、同事業協同組合では読谷山花織の良さを広く村民に知らしめるため花織工房の見学を歓迎しています。見学希望者は次の工房へどうぞおこし下さい。
※与那嶺貞方(高志保) ※島袋ヒデ方(座喜味) ※比嘉キヨ方(波平) ※池原ケイ子方(楚辺)※比嘉文江方(楚辺)

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