楚辺以北に口径350ミリ~200ミリ送水管を布設
全長6、194メートル 水不足の悩みが解消されます
現在、楚辺以北の県道六号沿線において、最大口径三五〇ミリから最小口径二〇〇ミリまでの超大型の送水管布設工事が進められています。
この工事は、読谷村の慢性的な水不足からの解消をめざすために行なわれるもので、本村における水事情は、座喜味・喜名・伊良皆を含む村南部地域においてはかなりの好条件にありますが、楚辺以北の地域においては慢性的な水不足の状態をつづけている。現在楚辺以北の給水は、県企業局の管路(口径一五〇ミリ)で行なわれ、該施設は米軍基地使用の目的で布設された小企模のものであり、同地域の人口増加および生活水準の向上に伴う受水利用の拡大にともない、慢性的な断水状態を繰り返し、特に夏場の最大需用期においては日常生活にも支障をきたしている状態である。
現在進められている送水管布設工事は、楚辺赤犬子原トリー・タンクから長浜元ナイキ・ホーク基地入口までの四千七百三十四メートルと、村道高志保~宇座沿線、渡ケ次公民館後方までの一千二百四〇メートル計六千一酉九十四メートルにおよぶもので、その総工費は、二億一千二百十四万四千円。内、一億五〇〇万円は国庫補助を得て、工区を三工区に設定して工事は進められています。
まず、第一工区(トリータンク~波平給油所前)は大宮設備(那覇在)によって進められ全長三千七百十
四メートル。その区間の送水管は口径三五〇ミリの超大型管です。第二工区は、共和工業(村出身)によって進められ、波平給油所前~ホーク基地跡入口までの一千二〇メートルについて口径三〇〇ミリ管。村道高志保~宇座沿線一千二百四〇メートルについては口径二〇〇ミリ管が布設されます。また、第三工区の増圧ポンプ場(波平大当原設置)については福山商事がそれぞれ請負、来年三月二〇日の竣工予定で工事は進められています。
村役場水道課においてはこの送水管布設工事は、村水道行政多年の懸案事業であり、竣工後の村内の水事情はかなり好転するものと期待され、その中で工事期間中、村民に何かとご迷惑をおかけいたしますが、しばらくのご辛抱とご協力のお願いを呼びかけています。
なお、村内における上水道の利用状況を見ますと、昭和四九年度における配水量は約一百六十八万八千立方メートル。これはドラムカンの約八百四十三万五千本分に相当します。これを一日平均配水量にしますと四千六百二十四立方メートルになります。また、一人一日平均使用水量は一八五リットルになり、十年前に比べ二倍強の伸び率となります。給水人口も十年前の約九千人から二万五千人へと、普及率も約三九パーセントから九〇パーセントへと飛躍的な伸びを示しています。
※写真、表「1人1日平均最大使用水量の推移」は原本参照