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1977年2月発行 広報よみたん / 14頁

郷土の民具 イザイランプ

郷土の民具 イザイランプ
 冬場の梅で夜タコや魚貝類を獲る時に用いるランプのことでいろいろな型がある。現在広く使われているものには、手さげ持ちの石油ランプとカーバイト使用のガスランプの二種類がある。ちょうど干潮時の二ー三時間の燃料が入いる大きさである。石油ランプの場合は横型と堅型がある。灯芯は調整がしやすいように中に針金を入れ、それに麻袋等の布切れを巻きつけて押し込んで作る。これらのランプは地方の金物店などで作って釣具店などに出していたが最近では姿を消してしまった。これはガスランプの普及した点もあるが燃料費の節約と明るさの点では、はるかに石油ランプの方が良い。しかし、煙で鼻の穴がまっ黒になることが玉にきずである。冬の静かな夜、長浜海岸から残波それに楚辺のいそにかけて点数のイザリ火のゆれるさまは、まさに平和郷そのものの観がある。

※写真は原本参照

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