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1977年3月発行 広報よみたん / 6頁

よろこばれた援農活動 読谷職員労組キビ刈りに九二名動員

よろこばれた援農活動 読谷職員労組 キビ刈りに九二名動員
 製糖期の真っただ中、今キビ作農家では猫の手を借りたい程の多忙時。キビ収穫は多人数の人手を要し、その中にあって、数年前程のユイ活動もままならず、人夫を雇うにも労費が高く人夫を集めるにも一苦労。ことに、老人世帯や母子世帯においてはその悩は深刻のようです。
 その中で、読谷村職員労働組合(仲村渠正男委員長)では去る二月二十四日から老人世帯、母子世帯を中心にキビ収穫の援農隊を編成し支援活動を続けている。援農活動には一日十名の組合員が年休をとり、手持弁当でキビ収穫に動員されている。まず、動員初日は大木の砂辺光線さんのキビ畑に新垣武常外九名の組合員が動員され、日頃もち慣れたペンをカマに持ちかえ、大粒の汗を流しながら収穫のよろこびを農家と共にわかちあっていた。若い組合員等は最初は、勝手のちがうキビ刈にとまどいを見せながらも、さすが農家の出身だけあって、二○○坪余のキピ畑はまたたくまに収穫されていった。この日の
収穫量はざっと七トン。組合員等は収穫のよろこびをわかちあいつつ、尊農精神の尊さを心ゆくまでかみしめていた。
 この日、援農隊の支援を受けた砂辺さんは「毎年キビ収穫期ともなれば人夫のことで心配している。今年は労働組合員の支援を受け無事に収穫を済ませることができホッとしている。」とよろこびの言葉を述べていた。一方、労働組合側は「農家がよろこんでいただいたことは一応の目標は達成された。今後は規模を拡大し広範囲な援農活動を展開しよう」と語られていた。
(写真)大粒の汗を流しつつ援農活動を続ける組合員

※写真は原本参照

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