郷土の民具 ユートウイ
船、ことにサバニなどの船底に溜った水やアカを汲み取る道具で別名アカトゥイとも呼ばれてい。写真のものは琉球松の芯に近い部分をくりぬいて作ったもので、縦三○センチメートル、横二十三センチメートル、深さ九センチメートルのかなり大きなものである。資料館には現在四点のユートゥイが収蔵されているが、二点が琉球松、他の二点はガジュマルをくりぬいて作ってある。裏面は船に合わせてまるみを帯びている。柄までくりぬくのでかなり大きな木でないと作れない。
現在、読谷村では、このユートゥイはほとんど姿を消し空缶やポリ容器等で代用している。
※写真は原本参照