読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1977年5月発行 広報よみたん / 6頁

【見出し】今期生産実績2万1、332トン 100トン農家が13名も (村農協)キビ搬入マンサングヮーを祝う キビ生産高ベスト10 【写真】

八○日間という長期にわたる今期さとうきび収穫も無事に終り、今農家では来期への増収をめざし収穫後の中耕、除草、追肥などにいそがしい。
 うりずんの季節とあって澄きつた青空は果しなくどこまでも続き、畔道の草花は美しく咲ほこり、その中で耕転機のエンジンの音も高らかに農作業に汗を流す農家の姿は素朴で美しく明るい農村の風物詩ともいえよう。
さとうきびは沖縄の基幹作物であり、本村においても甘藷、養豚に並んで農業の主柱を形成している。その中で読谷村農業共同組合(玉城真順組合長)では去る四月二三日午後二時から農産物集荷センターにおいて今期さとうきび収穫完了祝(マンサン小)を催した。会場には、キビ作農家をはじめ多数の関係者が出席し今期収穫完了を祝うと同時に来期への豊作を祈願し盛大なマンサングワーとなつた。
 今期のさとうきび生産実績を見ると九年ぶりに二万トンを突破している。その生産実績は二万一、三三二トンで当初生産予想高より二六三二トンも上回り十四%の伸び率となつています。
これを前期実績に比較した場合六、一六八トン多く実に四十一%の高い伸び率を見せています。  今期のさとうきびは最大育成途中に大型台風に見舞われ一時期かなりの減収が予想され農家を心配されたが、その後好気象条件にめぐまれ予想以上の生産実績をあげることができた。こと今は一〇〇トン以上の生産農家が十三名もいて一農家当り平均生産高も二六トンとかなり高いものです。
 今期のきび作農家は八〇〇名で字別で見ると波平区の一三一名を筆頭に高志保区の九一名、長浜区の七一名と続いている。生産実績では波平区の三二二三トンが最も多く楚辺区の二三四五トンと続いている。一戸当り平均で見ると長田区の四四トンを最高に宇座区の四三トン、比謝区の三九トンと続いている。これらの収穫面積は村全体で三万四四〇アールにあたり、反当りの生産量は七トンになります。
 また、今期のキピ般入代金はトン当り一、万七一〇〇円で代金総頷はしめて三億六、四七八万円。前期に比ペ四九%の伸び率であります。
 次に個人搬入高のベスト3は第一位に知念寺徳氏(高志保)二位に喜瀬普美夫氏(大木)三位に山内正俊氏(宇座) でした。一~ニ位の差はわずか四キロ、さとうきび五本差とあつてマンサン小の席上話題となつていた。一位の知念氏、ニ位の喜瀬氏は今期からはじめて生産する新設キピ作農家で、とくに喜瀬氏は二〇代のヤングフアーマーとして期待されている。又、三位の山内氏は去年の一位の座を明け渡したが述続一〇〇トンの実績をあげ篤農家健在ぶりを発輝した。

キピ生産高ベスト10 ※表のため原本参照。
字     生産者名   生産高
高志保  知 念 寺 徳   14 1 ,620(kg)
大木   喜瀬晋美夫  141.616
宇座   山内正俊    133,263
波平   比嘉吉秀    123.556
座喜味  照 屋 寛 良    119, 781
宇 座   山 内 真 繁   114,389
宇 座   仲宗根盛繁   111, 73 5
座喜味  真栄田徳栄    106. 92 1
宇 座   知 花 昌 輝    106 , 202
楚 辺   照 屋 勇     103 ,10 5

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