県立読谷救護園が開園 年内に村立の診療所も建設
波平陸軍補助施設跡に建設が進められていた「県立、読谷救護園が完成し、その開園式典が四月二二日午後二時から同園中庭において開かれた。式典には、屋部県副知事、知花県議会議長、山内徳信村長はじめ多数の福祉関係者が出席して開かれた。
この施設は身体上又は精神上著しい欠陥のために独立して日常生活の用を弁ずることができない要保護者を収容して生活扶助を行うことを目的として去年八月十二日から建設が進められていた。
同園は総工費一億四、五四七万円を投じ敷地面積三、八四一坪、建物面積二七九坪の鉄筋コンクリート平家建。
施設の中には、居室をはじめ娯楽室、訓練室、医務室、寮母室などが完備し、モダンで近代的な建物である。同園の運営は沖縄県社会福祉事業団があたり比嘉秀雄園長以下十七名の職員を配置し入所者の世話を見ることにしている。同種の施設は石嶺救護園に次ぐ県立二番目のもので、村内では初めての県立の福祉施設といえます。
一方、この返還軍用地跡には、もう一つの県立の福祉施設、重度身体障害者療護園の建設も進み、又、年度内に村立診療所も建設されることになり、この一帯は福祉施設のメッカとして大きく生れ変ろうとしています。
(写真)開園した県立読谷救護園ー元米軍基地跡は平和利用として福祉社会の充実をめざし、大きく生れ変ろうとしている。
※写真は原本参照