読谷昔ばなし ムーチーの由来など 二五五七話収録
村立歴史民俗資料館(名嘉間宣勝館長)が中心となって進めていた「読谷版昔ばなし」の収録作業が先に終り、目下採集民話の翻字作業が村内民話研究サークルゆうがおの会(山内源徳会長)によって進められています。
読谷村は歴史文化の香り高い村として知られ、民話の宝庫だといわれている。その中で、去年十月十七日から沖国大助教授遠藤庄治氏の特殊講義の学生及び口承文芸研究会員、それに村内の民話研究サークルゆうがおの会等の協力を得て村内各地で民話の採集作業が進められていた。
採集作業は村内各部落ごと六〇歳以上の老人を対象に、五七九名の老人が積極的に民話の採集に協力した。中には一人で四〇話もの民話を提供する老人もいて、民話の数は総計二、五五七話にものぼる。
採集関係者は厖大な民話の山に「さすが文化村よみたん、民話の宝庫だ」と、びっくりしていた。民話の中には「アカマタムコイリ「スズメコーコー」、「ムーチー由来」などなじみの深いものや、忘れ去られようとしていた民話など数多い。これらの民話はすべて録音テープに収録され貴重な資料として保存されている。
尚、資料館では五~七月に第二次民話の収録、補足調査を実施し「読谷版昔ばなし」を完成させます。
(写真)昔・昔よ…と方言で熱心に昔話を語る老人達
※写真は原本参照