読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1977年5月発行 広報よみたん / 7頁

保健婦だより(№2)

保健婦室だより(NO2)
 乳児は①新生児期と②乳児期とにわけられます。特に母親にとって新生児の誕生は、苦しくとも希望にみちあふれるすばらしいものです。妊娠期間中長期にわだって胎内ではぐくみ、分娩のときの努力のあとに聞こえてくる元気なうぶ声を耳にした時の感動は言い尽せない程のよろこびですが又、これから
の育児をどのようにしたらいいのか不安がいっぱいだと思います。赤ちゃんは大人を小さくしたものではありません。新生児は胎内生活から胎外生活への切りかえが体の中で行なわれている時期で生活能力が不安定な上、抵抗力が弱く、外界で十分に発育する体制が整うまでに四~五週間かかります。ですから安静、保温清潔に気をつけ十分すぎる程の養護が必要です。
 乳児期の特徴は何といっても身体発育のいちじるしいことです。たとえば体質では生後三ケ月で出生時の二倍、生後十ニケ月で出生時の約三倍にもなります。
 先に実施した乳児一般健康診査では通知数四〇五名に対して七二%の受検率でした。その結果を見ると要精密検査乳児が二一名もいました。中でも低体重児もかなり見られます。
 低体重児は(二五〇〇g以下)正常な児に比べていいろいな問題が多く病気に対する抵抗力も弱いため養育がむずかしく、又、乳児死亡の大部分を占めています。村内では昭和五一年出生児五〇〇名の内、四〇名の低体重がありました。
 低体重児の中には脳障害核黄疸、未熟児網膜病等の病気の原因になることもありますので妊娠中の無理など特に気をつけましょう。※尚、毎月第四水曜日は乳児相談を中央公民館和室において行なっています。時間は午後一時三〇分から三時までとなっていますのでお気軽におこし下さい。

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