読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1977年8月発行 広報よみたん / 4頁

夏です 水難事故にご注意! ちょっとのスキに水魔の手がのびる 万一の事故に備えて

ちょっとのスキに水魔の手がのびる
 ぬけるような澄みきった大空、きらびやかなまばゆい程の入道雲がはるか彼方にその雄姿を見、コバルトブルーの海には原色の熱帯魚が乱舞するころ、我が沖縄は夏木番を告げる。
 ことしも猛烈な暑さがまたやってきました。水銀柱も連日三〇度(℃)を超え不快指数も全員不快の八○。その中で、大人も子どもも涼を求めて海へ山へ急ぐ姿は急激に増えている。その姿も年々はなやかになり、喜々とした海辺の水着姿はまさに夏の風物詩ともいえます。
 とくに本村は美しい海に囲まれ、海水浴の好条件下にあり、連日色あざやかなパラソルがいたるところに咲きほころび、家族ぐるみで海水浴を楽しむほほえましい光景が数多く見受けられます。
 だが、その裏にはちょっとのスキに水魔の手がのび悲劇が繰り返されていることを忘れてはいけません。
 今年に入り、県下ですでに三六名の尊い命が水の犠牲者となっています。水の中での事故は直ちに命とりになる事例がきわめて多く、自己防止に対する一般の協力が何よりも大切です。
 本格的な水のシーズンを迎え、さらに水難事故の多発が心配される中で、去る七月一日から八月三十一日までの二ケ月間水難事故防止運動が強力に展開されています。
 私たちの周囲からいたましい水の犠牲者を出さないようにするため、次のことについて親も子もよく話し合い注意しあいましょう。
(一)子どもだけで海水浴には行かないようにしょう。
(一)中、高校生であっても必らず親の許しを得てから行くようにしよう。
※水に入る前に充分準備運動をしょう。
※ひどく疲れているとき、ひどく太陽に照りつけられた後、急に海へ飛び込まないようにしよう。
(一)食事の直後や空腹時には泳がないようにしよう。
(一)水に入る時は、足から次第にゆっくりと入りましょう。
(一)水深のわからない所では絶対に泳がない。
(一)水中での悪ふざけは事故のもとになるので特に気をつけましょう。

万一の事故に備えて
 水の事故は予期しない時に起き、悲劇を呼ぶことが多い。とくに、夏休みにはさまって水の事故が多くなってくるものです。
 これは、冒険心の旺盛な子供達の水あそびが事故を呼ぶ事が多く、「もう少し注意していたら」と思えるのがほとんどのようです。そこで万一水難事故を見つけたら、恐れることなく、まず、つぎのことを実行しましまう。
※大きな声を出して人を呼び、綱や竹ザオ、うき袋などを投げて助け上げること。
※同時に、役場(電話一一九番)と病院等に通報しましよう。また、からだを暖めるために、タオルや毛布湯に水まくらなどを用意します。
※助け上げたら、人口呼吸をしながら医者、もしくは救急車の到着を待ちましょう。

※写真は原本参照

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