家族みんなでマスターしよう テールセン式人口呼吸
救助したら水をはかせるより、まず人□呼吸をしましよう。
※準備
仮死者をうつぶせにねかせ、つぎに片方の手の中指に一方の手の中指が重なるように組ませます。そしてその中指と薬指の間に仮死者のアゴを乗せ、アゴを充分に伸ばします。
術者は、仮死者の顔から十センチぐらいのところに自分のヒザを位置して腰をおろします。
(人口呼吸)
(1)「ワン」の号令で(○・五秒)
仮死者の両脇下を結ぶ線上に両方の手のひらのつけねが来るようにします。
このとき両ヒジは充分伸ばしておきましょう。
(2)「ツー」の号令で(一・五秒)
両ヒジを伸ばしたまま静かに腰を上げ両腕が垂直になるまで体重をかけ、背中を圧します。
(3)「スリー」の号令で(○・五秒)
腰を浮かしたまま手を離します。
「ワン」の号令で(○・五秒)
「ツー」の号令で(一・五秒)仮死者の両ヒジに手をあてます。
術者は、仮死者の両ヒジを上に引き上げながら腰をおろし、上体を後ろに倒します。この、ワン、ツー、スリー、ワン、ツーの連の動作を五秒間に一回の割合で一分間に十回から十二回くり返します。
八時間の人□呼吸のすえ助かったという例もありますので根気よくねばり、医師や救急者の到着をまちましよう。また各家庭においても、お子さんを相手に人口呼吸法をマスターして万一の事故にそなえて下さい。
※イラストは原本参照