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1977年9月発行 広報よみたん / 6頁

保健婦だより(№3)

保健婦だより(№3)
 結核は結核菌によって人から人へ伝染する病気です。家族の中に一人でも保菌者が在宅すると次第に家族に伝染させるやっかいな病気です。
 結核菌を排出する人のほとんどは普通の健康な人と余り変りなく外見では判別しにくいものです。
 結核菌が進行すると肺に空洞ができ菌を排出する人もまれではありません。一昔前まで結核は「不治の病」とされ嫌われていましたが一九五〇年代現代医学の進歩により特効薬が発見され、以来投薬治療、手術等により完治することが出来るようになりました。しかし、結核は昔も今もやっかいな病気には変りないです。結核菌は肺の外、骨にカリエスを起こしたり、腸、骨、脳膜、生殖器等にも結核菌を起
こします。体内に入った結核菌は血液に集って全身に移動します。結核の進行度は外見では発見できず、とほど病気が進まない限り、せき、痰、発熱などの症状は起きません。
 結核は現代医学の進歩により投薬、手術等で完治できることは前述の通りですが、病気の進行状態によっては短期間の内に症状がなくなり一見、治ったかと思われますが、療養を軽視すると再び発病します。
 結核から我が身を守るために、まず健康管理が第一です。年一回のX線写真は必らず受ける必要があります。また、結核菌が体内に潜入したかどうかを知るためにツベリクリン反応という検査があります。役場が実施する年一回の住民健康検診は進んで受けるようにしましよう。

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