祝 敬老の日 ウガンジュシミソーリお年寄りの皆様
敬老の日を迎えるにあたって 読谷村長 山内徳信
九月十五日は「敬老の日」です。敬老の日を迎えるにあたり、老人クラブの皆様をはじめ、村民各位にご挨拶を申し上げます。
季節の上では秋といえ、残暑なお厳しい今日この頃ですが、皆様方には健やかにお過しのこととお喜び申し上げます。
さて、今年も「敬老の日、老人福祉週間」を迎えることになりました。この催しは、老人の福祉向上と平和な家庭・明るい社会をつくる為、若い人と老人が一緒になって考え、努力していくところに大きな意義があります。
敬老の日の目的は、
①みんなで老人を大切にし長寿を祝い、今日まで社会の発展につくされてきた努力と功績をたたえ、老人を励まし慰向すると共に、老人の福祉を高める。
②老人は進んで社会に協調し貢献して、若い人々から親しまれ、尊敬される老人になる。
③若い人達が今から老後のことを考え、人生設計をする気持を養うことがねらいであります。
年月のたつのは早いもので、既に、戦後三十二年の歳月が流れましたが、今日の各字の姿、村全体としての発展した姿、それはまさしく、現在の読谷村老人クラブに結集する二千有余の会員各位のなみなみならぬ御努力の賜であり、心から敬意を表し厚く感謝申し上げるものであります。
「生き甲斐のある人生」を目指して、会活動を推めている村老人クラブの村内外に於ける諸活動は素晴しく、関係者の高く評価するものであります。老人クラブの運動会や、文化作品展に示される、会員個々人のエネルギーや芸術性に富んだ主体的な創作活動は、他の追随を許さないものがあり、そのこと自体が一つの文化であります。村老人クラブの皆様の元気はつらつとした活動の姿は、読谷村の誇りであり、後輩への大きな教訓であります。老人福祉を進める場合、老人の生活と心と体を健康な状態に維持することが必要であります。老人の体と心を切り離しては考えられません。健康な老人も勿論でありますが、健康にも家庭的にも恵まれない方には、皆で気を配る必要があります。
今年の老人福祉施策としては、独居老人の安全確認のため、健康飲料給付事業、インターホン設置事業や、ねたきり老人への用具給付事業や見舞金の支給、施設入園者見舞金、敬老交付金、老人保護措置費等の施設を進める一方、老人福祉は医療との結合なくしては考えられないし、又、村民の、長年の悲願であった「読谷村立診療所(二〇〇坪)を現在、部屋の米軍部隊跡地に建設中であります。長年の夢であった病院が今年度中に完成します。これは読谷村にとっては正に歴史的な事業であり、これの完成利用によって真の意味での村民福祉が更に大きく展開することになります。
読谷村は、現在、二十一世紀にむけての新しい「むら」づくりに取り組んでおります。老人クラブの皆様の豊富な体験を生かしつつ、今後とも「ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、老人クラブの皆様方をはじめ、読谷村民の限りない発展と御多幸をお祈りしてご挨拶と致します。
※写真は原本参照